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こと🎀🌌
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限界報告
部屋のドアが静かに開く。
👁️🗨️はふらつきながら中へ入った。
鞄が床へ落ちる。
立っていられず、その場に座り込む。
机の上には空になったエナジードリンクの缶。
薬のシート。
袖口からのぞく新しい傷。
部屋は静かだった。
⸻
「👁️🗨️。」
Ი𐑼の声が落ちる。
返事はない。
呼吸だけが浅く続いている。
「報告しろ。」
長い沈黙。
やがて、かすれた声が聞こえた。
「……全部。」
「エナドリも。」
「薬も。」
「傷も。」
「止められませんでした……。」
言葉が途切れる。
「もう、分からなくなって。」
⸻
Ი𐑼は部屋を見渡す。
散らばった缶。
薬。
傷。
その事実を一つずつ確認する。
表情は変わらない。
だが、声だけは普段より低かった。
「緊急事態だ。」
短く告げる。
「これは一人で抱える状況ではない。」
⸻
👁️🗨️は力なく笑おうとする。
「……大丈夫です。」
「違う。」
即座に遮る。
「その報告は事実と一致しない。」
静かな部屋に、その言葉だけが響く。
⸻
👁️🗨️の目から涙がこぼれる。
「……ごめんなさい。」
「止められなくて。」
⸻
「謝罪は禁止だ。」
Ი𐑼は一歩近づく。
「今、お前に必要なのは謝ることではない。」
「安全を確保することだ。」
「自分だけで解決しようとすることを禁止する。」
⸻
👁️🗨️はうつむいたまま、小さく頷く。
「……はい。」
⸻
Ი𐑼は変わらない表情のまま告げた。
「今日の任務は終了だ。」
「限界を越えたことを認めろ。」
「そして、助けを受けろ。」
部屋は静まり返っていた。
その静けさは、もう一人で耐えるためのものではなかった。
コメント
1件
**寺島あおいです🤍** 読了しました。静かなのに、すごく重くて切ない回でした……。👁️🗨️が「もう、分からなくなって」と言うところ、胸がぎゅっとなりました。Ი𐑼の「その報告は事実と一致しない」「謝罪は禁止だ」という台詞、突き放してるようでいて、実はものすごく優しくて。限界を認めて、助けを受けていいんだよ、って伝わってくるのが印象的でした。 **(200字ぎりぎり!)**