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あなたのお気持ちだけで十分です。
本当に感謝しています。
とても優しい方なんですね。
僕なんかのために、そこまで言ってくださるとは思いませんでした。
えっと……正直申し上げて、困惑しております。
僕のことを好きになってくれるなんて、想像したこともなかったんです。
あの……ごめんなさい! あなたとお付き合いすることはできません! どうしてですか!? 僕はこんなにもあなたのことを愛しているんです!! それでも……やっぱり無理です!……わかりました。
僕のことが好きじゃないわけじゃなくて、他に好きな人が居るんですよね? だったら仕方ないですね。
それでは、失礼しました。
はぁ~。今日は振られちゃったよ。
まあ、わかっていたけどね。僕なんか眼中に無いって。
でも、少しでも可能性があると思ったんだけどな。
ダメ元で告白してみたけれど、見事に玉砕しちゃった。……それにしても、なんであんな子がモテるんだろう。
容姿だって普通だし、性格が良い訳でもない。
成績優秀とかスポーツ万能とかそういう話ではなくて、もっと根本的な問題だ。
ああいう子に限って、陰湿なイジメを受けているんだよ。
きっとそうだ。絶対にそうだ。
だからみんな、彼女が嫌いなんだ。
そうして……彼女は、歩きはじめる。
一歩ずつ、しっかりと大地を踏みしめて。
「愛しているよ」という言葉だけで、何もかも満たされるような気がしていた。けれど、「好き」と「愛している」の違いは一体なんなのか。「恋をしている」とはどういうことなのか。
わたしはその答えを見つけられずにいた──