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最高だよ!!君は天才かな⭐
壬氏)はぁ…ここまで来たら大丈夫だろう
高順)…ですが…
李白)…ここに来るまでにたくさんの兵士が死んでしまった…
壬氏)…
壬氏)帰ったら、亡くなった者全員を葬る場所を設けよう、いいだろう?高順
高順)そうですね、今回は
壬氏)ありがとう…
周りを見渡すと辺りは真っ暗になっていた
李白)あ、こっち滝がありますよ
李白)滝の奥に行くと少し広い…
李白)少し寒いですが、ここなら滝に隠れて1夜を過ごすことは可能かと
高順)そうですね、それなりに広さはあります、全員入るでしょう
高順)ただ、壬氏さまは私と馬閃の護衛を付けて、少し奥で1夜やり過ごします
馬閃)理由は分かるよな?李白
李白)あぁ、なんとなくだがな
馬閃)李白殿、こちら側に兵士が来ないよう見張っててもらえるか?
李白)もちろんだ
馬閃)助かる
壬氏)滝を壁にして隠れる、新鮮だな
高順)…体験することはまずないでしょうね
壬氏)……
壬氏は思い出していた
いつの日か、滝の奥で人工呼吸をしたこと
カエルがどうのこうのと騒いだこと
…あの時襲っていたらどうなっていたのか
はぁ、早く猫猫に会いたい
高順)…壬氏さま、もう遅い時間です、そろそろお休みになられてはいかがですか
壬氏)…そうだな
高順)はぁ…
ため息を付きながら頭を抱えているのは高順だ
こんな状況の朝なのにも関わらず色気がすごい
やはり寝起きの壬氏は危険だ
朝から高順はどうにか完全に壬氏を起こそうと苦労したとかしてないとか___
壬氏)おはよう、今から妃を助け出すために作戦会議をしようと思う
先程の色気はどこへ行ったのか…
高順は少々お疲れの様子だ
30分程話し合い、
壬氏)では変装をしてまたあの村へ行くことにしよう
高順)ただ、全員で行くには人数が多すぎます
高順)壬氏さま、私、馬閃に李白は村へ向かいます
高順)数名護衛として兵士を付けます
高順)馬閃、優秀な兵士はどなたですか?
馬閃)こちらが3日程前に剣術の試験を行った時の成績です
高順)なるほど…
高順)では前の2人、護衛に当たってください
兵士)御意
他の兵士は危険ですので先に後宮に戻っていてください
兵士)御意