初めてこの方法で書いてみる!
ムズいけど頑張る!!!!!!!
今回は戦友組です!どぞ!
🈂side
ダンス練が終わり
ひんやりとした外の空気に触れる
もう3月なのにこんなに寒いのおかしいやろ((
俺はいつも通り想い人をぼーっと見つめている
彼は暖かそうな上着とマフラーを身に付け、
完全に冬服だ
そんなところも可愛いなぁ、なんて、w
のっきたんほどのストーカーではないが
俺も結構なストーカーだと思う
🔥「雨降ってんじゃん、傘忘れたんだけど」
かいくん、傘忘れたんや
俺の傘入る?
声をかけに近づいた時、
^^「お、兄弟、傘忘れたのか?」
🔥「天気予報を見忘れてな」
^^「しょうがないな、傘入るか?」
🔥「いいのか兄弟!?遠慮なく入れてもらうぜ」
^^「遠慮はしろよw」
🈂「あ、」
🔥「おぅサムライ、じゃあな」
🈂「お、おう」
傘を忘れたらメンバーに入れてもらう。
当たり前のことだ。そうしないとびしょ濡れで帰ることになる。
俺だって、傘を忘れたら誰かに入れてもらうだろう。
それなのに嫉妬してしまう俺は
めんどくさい男だなと改めて思ってしまう
そもそも俺たちは設定上仲が悪い。
俺が好意を寄せていても
KAITOは俺のことを好いていないだろう。
元々冷たかった空気が一段と冷たくなる
🈂「はぁ、」
🧐「あれ翔くん、どうしたの?」
🈂「あぁ、なろっちか」
🧐「翔くんがそんな深刻そうな顔するってことはかいてぃーのこと?」
🈂「なろっちの中で俺どんなイメージなん?wまぁそうなんやけど…」
🧐「実はさ、さっき厨二病組が相合傘して帰るの見かけたんだけど…」
🈂「うん、俺も見た。厨二病組お似合いやんな」
🧐「…僕は戦友組の方がお似合いだと思うけど」
🈂「なろっち、気ぃ使わんくてええよ?w」
🧐「気なんて使ってないよ、本音」
🈂「…ありがとな」
🙅🏿♀️🌙「あ、心友組のお二人じゃないですか」
🧐「あぁのきか 一人?一緒に帰る?」
🙅🏿♀️🌙「え”なろきゅんと帰っていいんですか!?」
🧐「いいけど……あ、変なことしないでね」
🙅🏿♀️🌙「するわけないじゃないですかぁ♪」
🧐「嫌な予感…」
🈂「ははw俺はお邪魔かな、先帰るわ」
🧐「え、翔くん?」
🈂「後は二人でイチャついててください んじゃ」
なろっちとのっきたんと別れ、
一人とぼとぼと歩き始める俺
今頃かいくんはかもめんと笑ってるのだろうか
かいくんは、かもめんと…
そんな事を考えていたら
無意識とかいくんのもとへ走り出していた
🔥side
🔥「…はぁ」
兄弟と方を並べ歩く帰り道
別に嫌ではないのだが白い息がこぼれる
^^「かいにゃんがため息なんて珍しい」
🔥「俺だってため息くらいつくぞ」
^^「ははwんで、また翔ちゃんのことか?」
🔥「あぁ、最近心友組が仲良すぎる気がしてな」
^^「まぁ、心友と名乗るほどだからな」
🔥「仲がいいのはいい事だが
サムライが取られそうで心配なんだ」
^^「ん〜、なろっちにはにょきをがいるから大丈夫だと思うけどな」
それは俺も思った ストーカー組はお似合いだ
でも それでも 二人が仲良くしてる所を見ると
怖くなる、苦しくなる、
🔥「…」
^^「はいはい、そんなに心配なら早く告って
はよくっつきやがれくださーい」
俺が…サムライに…告る…?
🔥「え、無理無理無理無理無理」
^^「なら、取られても仕方ないな」
…俺がサムライに告ったら、絶対フラれる
何せ俺らは設定上仲が悪いんだ
告ったら、引かれる、
今の関係で…今の、
喧嘩するほど仲がいい関係で、居られなくなる
嫌だ、怖い、そんなことになるのなら、
ずっと、ずっと、このままでいい…
🔥「このままで…いいんだ…」
^^「…」
しばらく沈黙が続いた。
俺が、気まずくしてしまった。
傘にも入れてもらって、迷惑かけっぱなしだな
そんなこと考えていた時…
🈂「はぁッはぁッかいくんッ」
🔥「…さむらい?なんで、」
🈂「…お前ッ傘忘れたんッ馬鹿やなぁッ」
🔥「え、俺は兄弟に入れてもらって…」
^^「あ、俺用事思い出したー(棒)」
🔥「へ?」
^^「ここからは翔ちゃんに入れてもらうといいよー(棒)ってことで、じゃな!!!」
🔥「え、ちょ、兄弟!?!?」
🈂「…傘、入ってええよ」
🔥「…いいのか?」
🈂「は、よくなかったら言わんわ ニカッ」
あぁ、やっぱり、俺はサムライが好きだ
このニカッってする笑顔も、
実はすごく優しいところも
大好きで暖かくて、愛おしくて…
このままなんて、嫌だ
もし今の関係で居られなくなってもいい
このままの関係で終わる方が嫌だ
あぁ、いつの間にこんなに好きになってたんだ
🔥「なぁッさむらいッ」
🈂「ん?なんや」
🔥「…ッ伝えたいことがッある…」
🈂「ん、」
🔥「えっ…と、その、」
…なんで俺は、こんなときに…
言葉が出ないんだろう…
さっきまでの考えはなんだったのだろう
今になって怖くなった
どうすればいいのか分からなくなった
🔥「ごめッあの、そのッ」
🈂「…ゆっくりでええんよ、大丈夫やから」
🔥「…ッそういうところッ」
🈂「…?」
🔥「俺はッそういう優しい所もッ喧嘩する所も
好き、ですッ付きあってください…」
🈂「あ、え?告白…?」
🔥“((。。*)コクッ
🈂「ぇ、まじか///」
🔥「返事…お願い」
🈂「…よろしくな、かいくん」
🔥「ってことは、」
🈂「OKや ニコッ」
🔥「ッ…よか、ったぁポロポロ」
🈂「ちょ、かいくん泣くなや!」
🔥「だってサムライ、なろっちとばっかいるから不安だったんだもん ポロポロ」
🈂「それ言ったらかいくんだって、かもめんといたじゃん、俺、嫉妬してた」
🔥「んふ、しっとしてたんだ、かわいーね///」
🈂「う、うるせぇ/そんな口は塞いでやろうか!」
🔥「…別にいいけど ん///」
🈂「え、まじで言ってる?」
🔥「…まじだし、この体勢恥ずいからはやく/」
🈂「っ、そーゆうこと俺以外にすんなよ」
🔥「サムライだからやってるんだもん///」
寂しかった夜
凍えた体が暖まったのは
あなたがいたからでしょうか
暗かった夜
私が顔を赤らめたのは
あなたと唇を交わしたからでしょうか
𝑭𝒊𝒏.