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ら い と 也
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夜。
らぴすの部屋の前では、何やら不穏な空気が漂っていた。
心音「……ということで」
ロゼ「見守り強化計画を正式に開始する」
らいと「賛成」
メルト「異論なし」
みかさ「全力で守る」
らぴす「いや待ってぇ…?」
布団の中からひょこっと顔を出すらぴす。
らぴす「それなに…ムス」
心音「そのまんまの意味」
らぴす「全然分かんないんだけど…?」
ロゼ「単独行動禁止」
らいと「常時誰かと一緒」
メルト「体調監視」
みかさ「無理防止」
らぴす「監視って言ったよね今…」
心音「守るため」
らぴす「守りすぎてるって」
するとそこへ。
コンコン
莉犬「らぴぴー!」
まぜ太「遊びに来た」
てると「お邪魔しまーす!」
やなと「元気?」
はりま「差し入れ持ってきた」
いつメンが勢ぞろいで登場。
らぴす「助けてぇ…」
莉犬「え、なにこれ?」
まぜ太「なんか始まってる?」
心音「ちょうどいい」
ロゼ「追加メンバー確認」
らいと「見守り人数増加」
メルト「安全性アップ」
みかさ「安心」
らぴす「いや増やさんでよぉ…」
莉犬「おもしろいことしてる?」
てると「俺らも入れて?」
やなと「参加希望!」
はりま「賛成」
まぜ太「まぁいいけど」
らぴす「よくないよ」
気付けば。
らぴすの部屋は“見守り会議第二会場”になっていた。
心音「では役割分担」
ロゼ「常時監視係」
らいと「水分管理係」
メルト「体調チェック係」
みかさ「メンタルケア係」
莉犬「らぴぴ笑顔係!」
らぴす「最後なにそれ…?」
てると「可愛い担当!」
やなと「癒し担当!」
はりま「盛り上げ係!」
まぜ太「自由担当」
らぴす「自由担当ってなに!」
心音「完璧だな」
ロゼ「隙がない」
らいと「安心」
メルト「守れる」
みかさ「最高」
らぴす「俺の自由どこいったのぉ…」
しかし。
誰もやめる気はなかった。
それどころか。
莉犬「ねぇねぇらぴぴ」
らぴす「なにぃ……」
莉犬「俺、らぴぴの隣固定でいい?」
らぴす「え?」
まぜ太「じゃあ俺も」
てると「俺もー!」
やなと「当然」
はりま「もちろん」
らぴす「多い多い多い!」
心音「じゃあ俺は上」
らぴす「上!?」
ロゼ「横」
らいと「後ろ」
メルト「斜め」
みかさ「斜め逆」
らぴす「囲まれてるって」
完全包囲。
もはや逃げ場はなかった。
その瞬間。
らぴすは布団に倒れ込んだ。
らぴす「もういいや……このままで……」
莉犬「諦めた!」
てると「可愛い!」
やなと「順応早っ!」
はりま「天才か?」
まぜ太「まぁらぴすだし」
心音「それでいい」
ロゼ「それがいい」
らいと「それが安心」
メルト「それが平和」
みかさ「それが可愛い」
らぴす「最後それ関係ないよね!?」
その夜。
らぴすは“完全包囲の愛”に囲まれて眠りについた。
そして誰も気づいていなかった。
この過保護は――
まだ“序章”にすぎないということを。
――続く。
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コメント
2件
逆に可哀想でツボりそうですw 次のお話楽しみにしてます♪
「見守り強化計画」、一瞬でチーム体制が整うのが笑いました(笑)。「自由担当ってなに!」っていうらぴすのツッコミ、めっちゃツボです。結局もういいやって布団に倒れ込むところ、怒る気も失せる圧倒的過保護感がいい。そしてまさかまだ序章とは……この先どうなるのか楽しみです。