テラーノベル
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朝。
らぴすは目を覚ました瞬間、違和感に気づいた。
らぴす「……なんか静か」
いつもなら兄たちの声や、いつメンからの連絡で騒がしいはずなのに。
今日はやけに静かだった。
その理由は、すぐに分かった。
リビング。
心音「今日から発令する」
らぴす「え?」
ロゼ「外出制限ルール」
らいと「正式決定」
メルト「安全第一」
みかさ「異論なし」
らぴす「待って待って待って」
テーブルの上には、謎の紙。
『らぴす保護ルール第1版』
らぴす「なにこれ?」
心音「昨日話し合った結果」
ロゼ「危険回避のため」
らいと「外出は禁止」
メルト「基本は室内」
みかさ「例外は医師レベルの許可」
らぴす「そんな重い制度だったっけ?」
そこへ。
莉犬「らぴぴーおはよ!」
てると「おはよー!」
やなと「朝ごはん来た!」
はりま「差し入れ持ってきたよ」
まぜ太「なんか物々しいな」
いつメンが普通に入ってくる。
らぴす「ねぇ聞いて!外出禁止らしい!」
莉犬「え?」
てると「え?」
やなと「え?」
はりま「え?」
まぜ太「やば」
心音「ちなみに許可制にした」
らぴす「聞いてない!」
ロゼ「今言った」
らいと「今決まった」
メルト「即日施行」
みかさ「スピード感大事」
らぴす「大事の方向おかしい!!」
莉犬「らぴぴ可哀想……」
てると「でも心配なのは分かる」
やなと「昨日倒れたしね」
はりま「無理はさせたくないよね」
まぜ太「まぁ過保護すぎるけど」
心音「過保護でいい」
ロゼ「守る」
らいと「絶対」
メルト「徹底」
みかさ「全力」
らぴす「圧がすごい……」
その時。
ピコン
スマホに通知。
『すとぷりグループ通話開始』
らぴす「え、なんで全グループ!?」
さとみ「おいなにこれ」
ころん「外出禁止ってなに!?」
ジェル「厳しすぎん?」
るぅと「心配ではありますけど……」
ななもり「事情説明してもらおうか」
心音「説明します」
ロゼ「弟保護案件です」
らぴす「案件って言わないで!!」
話はどんどん広がり。
結果。
ななもり「結論:理解はする」
さとみ「でもやりすぎ」
ころん「らぴすの自由は?」
ジェル「そこ大事やで」
るぅと「バランスですね」
心音「……」
ロゼ「……」
らいと「……」
メルト「……」
みかさ「……」
全員「……」
沈黙。
その瞬間。
莉犬「じゃあさ」
らぴす「?」
莉犬「みんなで一緒にいれば外出じゃなくない?」
らぴす「天才出た」
てると「確かに!」
やなと「家に集まればいいじゃん!」
はりま「それ名案」
まぜ太「逆にパーティ化する?」
心音「採用」
ロゼ「採用」
らいと「採用」
メルト「採用」
みかさ「採用」
らぴす「決まるの早すぎるんだけど!!」
その日から。
らぴすの家は。
“常時みんなが集まる場所”になった。
笑い声が絶えない。
安心に包まれた空間。
らぴす「……まぁ、悪くないかも」
ぽつりと呟く。
その言葉を聞いて。
心音「今の聞いた?」
ロゼ「聞いた」
らいと「聞いた」
メルト「聞いた」
みかさ「聞いた」
莉犬「聞いた!」
てると「聞いた!」
やなと「聞いた!」
はりま「聞いた!」
まぜ太「聞いた」
らぴす「やめてぇ…」
そして誰もが笑った。
この場所が“安全”であり“幸せ”であることに。
ただ一つだけ。
まだらぴすは知らない。
この“守られすぎる日常”の裏で――
少しずつ別の変化が生まれていることを。
――続く。
Next❤200.🌾2
コメント
4件
楽しみすぎてぴぬ
うわ、外出禁止令で草w でも兄たちの「守る」「絶対」「徹底」「全力」の掛け合い、笑ったわ。らぴす本人はツッコミ必死だけど、みんなが集まって笑い声が絶えないって展開、めっちゃ温かい。ラストの「聞いた!」連呼めっちゃ好きw この人の周りは本当に愛されてるんだなって。次回も気になるけど、今回は幸せな空気を噛み締めて終わりたい感じだね。
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