テラーノベル
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20xx年6月4日
私は一旦仕事から離れてのんびり過ごす事にした。ベッドから起き上がった私は歯を磨いて身だしなみを整え、お気に入りの防弾ベストを着て外に出た。快適な気温だ。都市上空に張り巡らされた気温調整装置によってこの季節でも暑さを気にしないで外を歩く事ができる。企業の技術のおかげだ。現代の技術に改めて感心しながら街を探索した。環境維持条約の影響なのか、この街は他の都市より街路樹が多い。ベランダで野菜や観葉植物を育てているマンションもかなりの数がある。緑に癒されながら、私は待ち合わせ場所のカフェに入った。そのカフェはガラス張りで外の景色がよく見える良い店だった。
カフェオレを注文して席に座っていると真横から聞き覚えのある声が聞こえた。
「ずいぶん幸せそうな顔をしているな。」
横を向くと黒いロングコートを着た男が立っている。
「お久しぶりです……ヴェイドさんですよね?」
「その通りだ。だが、今は休暇中だ。堅苦しい話は無しで行こうか。」
「わかりました。」
それから彼は私の目の前の席に座り、ブラックコーヒーを注文した。
「ヴェイドさんってブラックコーヒー飲めるんですね。私はちょっと苦手で。」
ヴェイドは不敵な笑いを浮かべ、こう答えた。
「そりゃあ命懸けの仕事のストレスに比べたらコーヒーの苦みなんかほんの些細な事だからな。」
私はそれをジョークと捉えるべきかわからなかったので愛想笑いをして誤魔化した。意外にも彼と私は共感する事が多く、一時間ほど話に夢中になった。
「さて、そろそろ俺は帰るとしよう。せっかくの休暇を存分に楽しみたいからな。」
ヴェイドはテーブルにコーヒー代を残して店を後にした。私は余韻に浸ってから会計を済ませ、帰路についた。自宅に到着すると真っ先にベッドに飛び込んだ。ふかふかだ。スマホを確認するとM-81からメールが届いていた。
「明日の依頼についてです!依頼主はアセンションサイバー部門の…」
私は「ありがとう」と送り、シャワーを浴びに行った。入浴を完了した私は再びベッドに飛び込んだ。最近の出来事を思い出すとため息が出る。これからも多忙な日々は続くが、私なら大丈夫だろう。そんな事を思いながら私は目をつぶった。
Clear Blue
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Cafe Latteベース隊長
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コメント
1件
にびたしさん、第5話読みました〜!主人公の日常がほっこりするけど、防弾ベスト着てるってのがもう最高にこの世界観出てて好きです🧡ヴェイドさんとの再会シーン、ブラックコーヒーの話とか「ジョーク??」ってなる感じがリアルで良かった!お互い共感できる所が多くて一時間も話し込むの、なんかほっこりしたよ〜。緑多い街並みも素敵で、これからも楽しみにしてます!次回も待ってるね🥰