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rm side
r「結局バレちゃいましたね…ごめんなさい」
f「大丈夫。なんとか免れられたし、」
r(あ、そういえば…)
r「しゅ、主人ッ!」
f「?」
r「…結婚したい相手、というのは…」
うぅ…失礼ってわかっている。
でも、この気持ちにケジメをつけるチャンスでもある。
f「!、」
r「え。」
f「それは~…まぁ、な?/」
r(ちょっと照れてる…?)
それはそうだ。いきなり好きな人を聞かれているような物だし。
自分の好奇心を抑えきれず、失礼なことを聞いてしまったことに罪悪感を感じた。
r「…いきなり、ごめんなさい。」
f「ううん!」
f「俺こそ…ごめん。いきなり、…しちゃって…」
r「いやっ…その、…」
「嬉しかったです」、なんて素直に言えるわけがない。
絶対に迷惑なんだから。
この気持ちが、許されるわけがない。
r「……大丈夫、です。」
f「、そっか」
うわぁぁ、…!会話がっ…完全にやらかした。
こんなこと、やっぱり聞くんじゃ無かった…
f「ッ、あのさ!…今度、2人で…城下町、行かない?」
r「ええッ…!?」
え、まさか、デ、デートってこと、?
r(主人と距離を縮められるチャンスなのでは?)
r「行きたいですッッ!✨」
f「めっちゃ、か…んどうした?」
r「楽しみです!」
この気持ちは捨てないとと分かってるのに。
どうしても期待して、心臓が飛び跳ねる。
あぁ、諦めるなんて、
r(やっぱり、無理だなぁ…)
f(めっちゃ、可愛かった…//)
〜合流〜
syu side
s(いつものkzと違うから、めっちゃ意識したっ…/)
f「あ、二人に合流できた」
r「良かったです…」
s(あれ…?)
s「rmさんウィッグが…」
r「!、これには事情が…」
f「一応…話しとく?」
r「はい、」
〜説明中〜
s「そんなことが、ッ」
k「大丈夫…ですか?」
r「主人が助けてくれたので、/」
顔…赤い?
まさか…何かあった…?(鋭い
s「怪我とかは?」
r「あ、そういえば」
r「引っ掛かれる?というか、爪を食い込ませてできた傷ならあります…」
f「!!???」
f「え、だ、大丈夫ッ!?」
r「血が出る程度です。」
r「服で隠していたので、忘れてました」
f「…病院行こう!」
r「!?主人、大袈裟ですよ」
r「これぐらい、水で洗っておけばいいんですよ。」
f「残るかもじゃん!あ、車に処置セットあるから、来て、!」
r「え、主人ッ…!?」
バタバタバタ…
s「…なんかあの二人、仲良くなったよね」
k「そうですね…でも、」
kzは少し考えて、
k「こちらも…でしょう?」
s「へ、…」
うわぁッ!あの時の記憶がッ…
s(格好良かった…)
思い出すだけで、顔が火照るのがわかった。
なぜこんなに意識してしまうのか、なぜこんなに魅力を感じてしまうのか。
s(まさか、)
k「syu様?」
気付くとkzは俺の顔を覗き込んできた。
そのせいで顔が近い。
s「ッッ!?/」
また顔が火照った。
ダメだ。これ以上意識すると爆発しそう…
s「そ…だね、/」(顔逸
絶対にこの顔を見られたくない。
kzに見せたくない。
自分の調子を整えようと、何度か深呼吸をした。
s(まさか…そんなわけ、)
ない、…よね?