コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
つづき
アキラは背中にシーツの感触を覚えながら、目の前のピヤノから視線を逸らせなかった。
今まで見たことのない彼の笑顔、優しさの裏に潜んでいた支配欲が、じわじわと空気を支配していく。
次の瞬間、ピヤノの顔がすっと近づき、吐息が首筋にかかった。
「ッ……!?//」
全身にぞくりと電流のような感覚が走る。
アキラの首筋に触れた唇は、すぐに軽く吸い付くように動いた。
「ひっ、!?// や、やめろッ//そこ、敏感、っ」
抗議の声は途中で震えに変わり、ピヤノの指はさらに胸元へ忍び込む。
指先がわざと浅く撫でていくたびに、アキラの体はベッドの上で小さく跳ねた。
「弱いんですね。ここ」
ピヤノはアキラの胸の突起に指先を軽く当て、くすぐるように転がす。
「やっ、、//! ん//、く…っ、ば、ばかっ/」
「ふふ、ばかって言いながら、力が入ってないですよ」
触れ方は容赦なく、けれど乱暴ではなく、あくまで支配するようにじっくり攻め立ててくる。
スリ、、グリッ
「んッ…あ、だめ、、//そこ、強ぃっ//」
「へぇ…じゃあ、弱くされる方がいいんですか?」
わざと意地悪に囁きながら、ピヤノは爪の先で軽く撫で上げる。
鳥肌が立ち、逃げたくても押さえつけられて動けない。
アキラの息は早く、目尻には涙が滲む。
その様子を見て、ピヤノはさらに顔を近づけた。
「…分かってましたよ?お仕置されたかったんでしょ?」
「ちが…ッ!/いつものノリで、、」
「嘘。イタズラばっかりしてたのは、僕に構って欲しかったからでしょう?」
図星を突かれ、アキラは唇を噛んだ。
返事をしない代わりに、熱い吐息がこぼれてしまう。
「返事、してください」
ピヤノの声は命令のように低く、同時に胸の突起をきゅっと摘まむ。
「ひゃッ!?//あ、ああッ// そ、そうだよ…//でも、でも、こんなことになるとは思わないじゃんか!泣」
涙交じりに認めた瞬間、ピヤノはニヤッとしアキラの口を塞いだ。
深く、舌を絡めるように。
「ん!?//んむ」
アキラは抵抗する暇もなく、ただ甘い熱に飲み込まれていった。