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memi
73
⚠🍆🐷ストーカー表現◯
BL◯
登場人物🍆🐷
🍆[]
🐷「」
視聴者『』
苦手な方はさようなら(;_;)
これは完全なる私の妄想です。
―翌日の夜―
昨日の雑談配信での視聴者たちの狂乱など、🐷はすっかり忘れた様子で再びマイクラ配信を開いていた。
「あ、そうだ。今日さ、キーボード新しくしたから、なんか手元だけでも実写で映すわ〜」
軽いノリで手元カメラがオンにされる。画面の隅に、新調したキーボードと、それを小気味よく叩く🐷の生々しい手元が映し出された。
🐷は鼻歌を歌いながら、マイクラの広大な世界をあてもなく旅していた。すると、前方から見覚えのあるスキンが走ってくる。
「あ! 🍆さんだ! 🍆さーーん!」
🐷は無邪気に声を弾ませ、キャラクターをジャンプさせた。対する🍆も、いかにもたまたま通りかかったかのような、わざとらしいトーンで応じる。
[あ、🐷じゃん! 奇遇だな〜、こんなとこで会うなんて]
──それが決して『偶然』などではないことを、画面の前の視聴者たちだけが知っていた。
あの日から、🍆が🐷の配信の背景に映るわずかな地形や座標を狂ったように割り出し、ストーキングし続けていたことを、視聴者は察していた。
コメント欄は一気にパニックに陥る。
『🐷、偶然じゃない! 🍆さんずっとお前のこと追ってたんだよ!!』
『お願いだからコメント読んで!! 手元なんか映してる場合じゃない!!』
しかし、🐷は🍆との楽しい会話に夢中で、流れるコメントに目を行ける気配は微塵もなかった。
[なぁ🐷。お前、最近さぁ……]
ボイスチャットの向こうで、🍆がふっと声音を落とした。
[家の防犯、大丈夫か?]
「え? 防犯すか? いや、普通に鍵閉めてますし大丈夫ですけど、急に何すか(笑)」
🐷が笑ったその瞬間、画面の中の🍆のスキンが、ピタッと不自然に動きを止めた。
「あれ? 🍆さん? 落ちた?」
🐷は回線落ちか何かだと思い、キーボードを叩いてスキンの周りをウロウロと回る。
その間も、手元カメラには、リズミカルに動く🐷の本物の手が映り続けていた。
視聴者たちの書き込みは、もはや恐怖の悲鳴そのものだった。
『防犯ってどういうこと!?』
『🐷、後ろ!!! 後ろ向いて!!!』
『お願いだから鍵閉まってるか確認して!! 外に逃げろ!!!』
緊迫するコメント欄。だが、ヘッドホンから流れるマイクラの環境音に遮られ、🐷には何も聞こえていなかった。
──カチャッ。
🐷の部屋のドアノブが回り、静かに扉が開く音がした。
マイクラの夜の雨の音にかき消され、🐷は背後の気配に全く気づかない。画面の中の🍆のスキンは、微動だにしないままだ。
「🍆さーん、おーい、大丈──」
言いかけた🐷の耳元に、配信の音声スピーカーからではなく、背後の現実の空間から、冷たい吐息混じりの声が直接、鼓膜を震わせた。
[……🐷。]
「え──」
🐷が硬直した瞬間。
手元カメラの映像に、信じられないものが映り込んだ。
白く、大きな、見覚えのある大人の男の手が、画面の横からスッと伸びてきたのだ。
そして、キーボードの上に置かれていた🐷の右手の上に、逃がさないように、上からじっとりと重なった。
チュッ
静まり返った部屋に、生々しいリップ音が響く。
その瞬間、🐷のマイクラのスキンが完全に動きを止めた。
それと同時に、手元を映していた実写カメラの画面が、ブツッと音を立てて真っ暗になり、強制的に切断された。
しかし、配信自体は終了していない。
真っ暗になった配信画面の向こうから、ガサゴソとした衣服の擦れる音と、🐷の「……ぇ、🍆、さ……?」という、恐怖に震える掠れた声だけが微かに聞こえてくる。
コメント欄は完全に崩壊していた。あまりの恐怖に、他の🦍社メンバーに助けを求める声が殺到する。
『誰か🦍さん呼んで!!!』
『🍌ちゃん! ⛄️くん! 誰でもいいから助けて!!!』
『警察!! 警察呼んで!!!』
だが、非情な現実を突きつけるように、ある視聴者の絶望的なコメントが固定される。
『……無理だよ、今日は全員、別の仕事で朝まで絶対に連絡つかないって言ってた……』
もう、誰も助けには来ない。
助けを呼ぶ声は、暗闇に包まれたその部屋の誰の耳にも、二度と届くことはなかった。
遠くで、ドアが静かに閉まる音が響き、配信は不気味な静寂に包まれた。
バットエンド
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