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揺れる場所の中

アレンは私をじっと見ている

そして「嫌だったか?」

と私に聞いてきた。

私は、戸惑いつつも

首も横に振った。

それが私のできる唯一のことだった。

ドオオォン

とつぜん大きな音がなり

私は空に浮いた。

「ルーナ!!」

落ちていくとき、

周りの動きがゆっくりに見えた。


スパ!


アレンは私を受け止めたのだ。

私は目を大きくして驚いた。

開いた口はふさがらない。

その後私は、気絶した。

原因は、疲労だった。



しばらくして目が覚めた。

アレンが「ルーナ!!やっと起きたんだね!」と、子供のように言っていた。

聞くと私は気絶したあと2日寝ていたそうだ。

そして体にある、たくさんのアザや

傷から虐待されていることがバレた。

そしてアレンは、激怒した。

しばらくして知ったが、叔母は、

処罰を受けたそう。


アレンはもう一度私に聞いてきた。

「僕の后になってくれ」

私はくびを

縦に振った。

「*こんな私でいいの?*」

震えながら聞くと

アレンは

「もちろん!!」といってくれて安心した。

《あなたの執着するものは》

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