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私は一時期、学校にはもう行きたくないと思ったことがある。
なぜなら、学校で束縛されているから。
何故だか私には分からない
私は普段、いつもの四人組といる。その1人は私、そしてもう一人は私への束縛が酷い子、分かりやすいように「A」と呼ぼう。
次に二人目は一人目についている子は「B」として、最後は一人目の子と争っていそうな子、「C」これで終わりだ。
この三人の中で特に困っていたのは「A」だ。
「A」は、私と一緒に遊んだりする日を曜日で分けたり、毎日のように一緒に帰ろうと言われ、以前まで親友や気になる人と一緒に帰っていたのに一緒に帰れなくなったり、私が行くところには結構な確率で着いてきたりしてきた。
「B」はその後ろに着いていき、「A」の言うことを聞いている。特に止めはしない、なんなら一緒になって言ってくる。
「C」は「A」と同じで曜日を決めてくる。だが、もうなんともない今考えてみると「A」とは違う部分があり、「C」は独りになりたくないような感じだった。
そんな日々がしばらく続いて、ある日学校で泣きはしなかったが、涙目になってしまった。しかも「A」と「B」の前で。
「A」はどうしたの?と言う「B」は心配そうに私の顔を覗き込む。
しかし、「三人の束縛が酷い」とは言えなかった。言いずらかった。
もう疲れてしまったときは家で少し泣いた。
お母さんにも「先生には言わないで」と言って相談していた。
何度かお母さんに相談していたら、「もう先生に言うわ。聞いてられない。」と言った。
でも、私は三人との関係が無くなるのが怖かった。束縛されて辛くても、そうなる前までは優しくて、頼れて、楽しい友達だったから。
しかし、そんな考えとは裏腹に喜んでいる自分もいた。だから電話しようとするお母さんを止めなかった。
その次の日、私と「A」は先生に呼ばれた。
きっとあの事だろうと思って行った。
それから話が進み、話が終わる頃には「A」とそのあとに呼ばれた「C」はボロボロ泣いていた。
「B」は気にしてはいそうだが泣いてはいなかった。きっとメンタルが強いのだろう。
話が終わり教室に戻ると、「A」と「C」はすごい勢いで謝ってきた。ちなみに「B」はそのあと普通に謝ってきた。私はこれくらいが丁度いい。
そして、私はやっと楽になれた。
束縛されている時期は大変だった。
部活には怖い先輩がいてストレスで眠くなるし、それだけでも大変なのに今度はクラスの子に束縛されて、またストレスで忘れっぽくなったりするし、それで「A」、「B」と「C」には約束したじゃん。と言われてしまった。
でも私は、まだ根に持っていることがあって、「A」と「B」のせいで気になる人と一緒に帰れなくなったのに、今じゃ「一緒に帰りな!」といわれる。
お前らが毎日のように一緒に帰ろうなんてさそわなけりゃ、今も一緒に帰ってるわ!!ふざけんな!!!!
これで私のお話は終わります。さようなら