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お久しぶりです。推しとツーショットが撮れてテンション爆上がりな躍る社蓄です。
意外と多く続きが見たい!と有り難すぎるお声をいただいたので全力で書きます。
それでは内容説明へGO
・オメガバースパロ
※知らない方はご自身でお調べ下さい。
・ふみふみ【高尾楓弥 × 小川史記】
キャラ紹介③
【森英寿】
・BUDDiiSのボーカル
・やろうと思えばなんでも出来る為αに見られがちだが実はΩだった(一話参照)
・番はまだ居ない
・オメガバースパロ(大事なことなので2回)
・森兄弟のリア充描写あり
・喘ぎ有(最初から少し)
・自己解釈有
・フィクション増し増しの増し
PRZMAX推しの皆様には不快な思いをさせてしまうかもしれません。先に謝罪させていただきます。申し訳ございません。
「ぁっ…んぅっ……、ぐぅっ、」
身体の火照りが止まらない。あの目が、楓弥のあの獲物を射る様な目が頭から離れなくて、自分の昂りを落ち着かせることに精一杯だ。
『ふみくんなんでこんなに勃ってんですか?』
「はぁ、ぁんっ、ふみ、ふみやぁっ、」
ごめん
『かぁいい、ぐちゃぐちゃじゃん』
「だめっ、ふみゃぁっ、きもちっ…、」
ごめんなさい。
『きもちいね?いっちゃえ、』
「ぁ…ぃくっ、ぁぅっ…、」
汚いオメガでごめんなさい。
「……ははっ…。結局、βにも反応してんじゃねぇかよ、、誰でもいいのかよ気持ちわりぃ…、」
手に着いた白濁を睨み、服を整え、何度も手を洗う。ただの処理でさえ俺の身体が余計に気持ち悪くなった。あーあ、このまま消えたらどうなるんだろ。消えたい。
* * * *
なにやってんだ。10個も下の…それもメンバーで抜くとか最悪すぎ…。
気分が下がるレッスン前の更衣室。リーダーだから。と更衣室で着替える時間の猶予は多少はあった。どうしよ、楓弥と顔を合わせるのが気まずすぎる。椅子の背もたれに盛大に寄りかかり前脚を上にあげる。ゆりかごのようにカタカタ揺らしているとゆっくりと扉が開きメンバーが迎えに来たのがわかった。
「ふみくーん?まだ着替えてるですかー?」
「あ、ふみゃっ、!」
「あぶない、!!」
体制を崩し全体重が後脚に乗る。落ちる。ぎゅ、と目を強く瞑り地面に落ちるのを待つが一向に痛みなど来なかった。
「ぁ…っぶねぇ、!!ふみくん大丈夫ですか、!?」
「だい…じょうぶ、、」
楓弥は史記の頭の後ろに手を差し込み後頭部を守るように倒れ込んでいた。所謂、床ドンの体制で押し倒されている。刹那、ぶわぁっと顔が赤くなった気がした。
「っ…ふみく、」
「しつれーい!ケビ芋子到着〜…って、あら、お取り込み中?やっだ〜!先に言ってよねぇ!!」
「まっ、!!違いますよ、!!」
ガチャ。と音を立て愉快且つ豪快に入ってくるケビンに楓弥はツッコミを入れた。間一髪、顔が赤くなったのはきっとバレていない。と思う。
(やばすぎ…こんなの、絶対……、!!)
身体中に寒気と熱が一気に駆け巡る。息が上がり始めた。やばい、これ、来る。倒れそうな身体に力を入れ目線をあげればケビンとバチッと目が合った。
「…。あ、ってか楓弥いいの?こっからあとリハやって爆速で帰り支度しないとだから今やらないと取れないよ?TikTok」
「待ってそうじゃん、!忘れった!!ふみくん早く来てね!!じゃ、!!」
バタン。ガチャ、ダッダッダッ。
足音と賑やかな声が次第に遠のいて行く。やばい、息が、
「…よく耐えたね、ふみくん。」
「け…びんっ、やばぃ、おれ、おれっ…、」
「大丈夫、大丈夫だから。落ち着いて。深呼吸、俺と息合わせて?」
倒れそうな史記を支えてゆっくり座らせるケビン。一定のリズムで背中を叩き呼吸を落ち着かせる。安心して一気に身体中の力が抜け全ての体重をケビンに預けた。自分の身体から発せられる甘ったるい匂いに嫌気がさす。
「ぁっ…んっ…」
「落ち着けそう?」
「だっ…めぇっ…きもちっ、ぃ、」
刺激を与える度に身体を揺らす史記を抱締め背中をさする。慣れた手つきで息を落ち着かせ史記のカバンから緊急用抑制剤を取り出し飲ませようと試みる。
「ふみくん飲める…?」
「むりぃ…、くち、ちからはいんっ、なぃ…、」
「しょうがないなぁ…」
後で怒んないでね、とケビンは水と薬を口に含み史記に飲ませた。ごく、ごく。と嚥下するのを見計らい水を余計に飲ませた。
「これで楽になると思うから…少し休みな?」
ケビンはそう言うと史記に目を瞑らせる。ゆっくりと視界と思考がブラックアウトしていく中、ケビンのなんとも言えない表情が目に映る。
ごめんなさい、ごめんなさい。俺がΩで、みんなに迷惑をかける存在でごめんなさい。
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「ぅっ…」
「おはよ。もう大丈夫?」
「ぁ…っ、!ごめん、!!おれまた…!」
「だいじょーぶ!今回はちゃんと耐えれてたよ。」
「良かったぁ…」
ほっ、と肩下ろす俺に微笑むのは昔から同じグループで史記を支えれるケビンだった。そういえば、あの時も助けてくれたのはケビンだったっけ…。
少し昔話をしよう。と言ってもまだPRZMAXだった頃の話。史記は1度今みたいにメンバーの目の前でヒートを起こしたことがあった。ヒートを起こす前までは普通に話してくれていたけど、目の前でヒートを起こした途端周りの人達は俺から離れていった。そしてまもなくグループは解散。史記箱のことが深く心に残りαが余計に嫌いになったのだ。ではなぜケビンはヒートを起こす史記の隣で平気で居られるのか。それは簡単な話。ケビンはαとしての嗅覚や感覚が停止しており、史記のヒートの匂いが伝わらないのだ。本人曰く『俺は欠陥品なαだからもし良ければ安心して欲しい』なんて、自分を卑下して笑う。
それでもケビンは史記にとってPRZMAXの時も、BUDDiiSとしても。
史記を支えてくれる特別な存在だった。
「にしても珍しいね?ふみくんがヒートなんて…」
「今までこんなこと無かったのに…なんでだろ…」
「もしかして…楓弥が運命の人だったり…?」
その言葉を脳で理解すると今までの行動がフラッシュバックした。反応する下半身、思い出すあの目、考えてしまう楓弥のこと……
「…いやいやいや…それは、ない、よ、な、?」
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一旦ここで切ります_( _´ω`)_
長らく更新できずにすみません、!!
メモしておいたプロットが機種変と同時に消えてしまい1から書き直しております…
気長に気楽にお待ちしていただけると幸いです。
それではまた、次の作品で。