テラーノベル
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フォロワー様1,300人…!?驚きです!ありがとうございます
文章や口調等、拙い部分が多数見られると思いますが、ご了承ください🙇♀️
⚠️
学園パロディです!モブ出てきます!
これからは各𝖼𝗉のストーリーです。時系列は考えてないです。
今回は🤍💛です💕
地雷の方は自重お願いいたします!
💛愛され『俺だけが知っている』
〜YJ編〜
🤍side
はぁーもう、最悪。
こんな朝早くに学校に来たの初めてなんですけど。
現在時刻朝の7時30分。ここ、私立みるく学園の最終登校時刻は8時30分で、俺はかなりギリギリに来るほうだから、いつもより一時間も早い。
「ねっむ……」
自然とあくびが出る。
ではなぜ、こんなに朝早く登校したのかと言うと、、、
「別に、5点足りなかっただけだし…」
そう、先日行われた課題テストで赤点を取ってしまったからだ。文武両道を謳うサッカー部の監督にバツとしてひとりでグラウンド整備を言い渡された。
その時監督の後ろでゲラゲラ笑っている勇ちゃんを思い出す。
「はぁぁぁーー……」
勇ちゃんキャプテンなんだからさぁ…なんとかしてくれても良くないか。
……次は頑張るかぁ…。
制服を汚したくはないためジャージに着替える。いつもまだ寝ている時間に動くことで体を驚かせないよう、整備のために軽くウォーミングアップ?をする。
こうなったらすぐに終わらせて、教室で寝よう。
「やるかー…」
用具倉庫から道具を取り出して、早速整備に取り掛かる。
始めて10分くらいが経過した頃、生徒会やら委員会やら、早く来なければならない生徒がちょこちょこ登校して来た。
その中から男女数名、こちらへ向かってくる。
『山中くん、早いね、なにしてるの?』
「あー…ちょっとやらかしちゃって、その罰…的な?」
『えぇー!?可哀想、、、』
『良ければ俺ら手伝おうか?』
『私たちにできることならなんでもやるよ!』
「…、ふふ、気持ちは嬉しいけど、さすがにそれは申し訳ないな」
やらかしちゃったのは俺が悪いし。
もしできるなら手伝ってもらいたいけど、監督見つかったらやばそうだしな。
そういう思いで、申し入れを断る。しかし、全員引き下がることなく、むしろ、やる気が上がったような感じがする。
『いや!柔様の綺麗な手に負担をかけるわけにはいかない!僕らに手伝わせてください!』
『そうですわ!柔様っ!どうかお願い致します!』
「えぇー……まぁ、そこまで言ってくれるなら頼もうかな」
『『おまかせください!』』
「あ、でも、……」
「女の子はダメ。綺麗な手汚しちゃうから」
にこりと笑みを浮かべると、女子生徒だけでなく男性生徒までもが顔をあからめる。
ふ、やっぱ顔が良いって得だな。
その後、男子生徒に手伝ってもらい、予定よりもかなり早く終わった。まだ8時00分にもなっていない。
「ありがとう、助かった」
『いいえ!いかなる時もお力になります!』
『あとはごゆっくりおやすみください!』
「うん、ありがとう。じゃあね」
道具も片付けてくれるとの事なので、お言葉に甘えて頼み、制服が入ったカバンをもって更衣室へ向かう。
よし、すぐ制服に着替えたらあと30分は寝れるかな。
『朝の山中くんもカッコよすぎ…!』
『本当に麗しいわ…!』
『さ、ささ、さっき道具受け取る時に手ポンってされた…!!』
『はぁ!?お前羨ましすぎだろ!』
『やまな…柔太朗様、男もいけるのかな……』
『バッカお前!夢見るな!』
『告白、してみようかな……』
『護衛隊に見つかっても知らねぇぞ!?』
着替え終わり、教室棟へ渡ろうとした時、2年生のひとつの教室に明かりかがついているのに気づいた。
他のクラスは真っ暗なのに。誰かいるのだろうか。
ちょっと気になるな。行ってみよー。
階段を上り、明かりがついている教室をそっと覗く。
そこには一人の男子生徒がいて、スマホと睨めっこしていただけ。
別に、来た意味なかったかも。
少しだけ、時間を割いて来たことを後悔しつつ教室を後にしようとすると、とても聞きなれたBGMとボイスが聞こえてきて、思わず足を止める。
[〜〜〜!…〜……?〜〜〜。]
これ、俺が今やってるゲームだ。
周りに全然やってる子いなかったんだけど、あの先輩、やってるのかな。
〝柔太朗の行動力はすごい〟そう言ったのは勇ちゃんだったっけ。
俺は気づくと教室へ入り、その男子生徒の机に肘をついてしゃがみこんだ。
「ぅわっっ…!!えっ、!?」
「や、山中 柔太朗…っ!?」
重い前髪に、白いマスク。全然顔が見えない。恥ずかしいのかな。
男子生徒は隠すようにスマホを伏せた。
「俺の事知ってるんすね、」
「そりゃ、有名人だからねきみ……」
いい声。マスクでほぼ隠れるくらい顔小さいし、絶対綺麗な顔してる。俺の直感がそういうんだから、間違いない。
「ふーん、先輩の名前は?」
「えっ、なんで…?」
「いいから」
「吉田、です……」
「下も」
「えぇ……」
意外と頑固だな…。初めて会ったのに意外も何もないけど。
俺は自分の顔面を余すことなく使って、「お願いします、先輩」と、吉田さんを見つめた。
「うっ……わかった、教えるから…」
「仁人だよ、…吉田 仁人」
「じんと、……あ、あだ名つけてもいいっすか」
「思ったよりガツガツくるね…」
「まあまあ笑、うーん、じゃあ……よっしーで」
「いや下の名前せっかく教えたんだからそっちで考えろよ。あとそれ先輩につけるあだ名じゃねぇだろ」
「ふはははっ笑口悪っ笑」
「あっ、……えっと、ごめん、!ちょっと強かった…?」
「全然。いつもいる人達意外あまりそんな話し方してくれないから、むしろ嬉しい」
「だって山中くんに変なこと言ったら護衛隊が黙っていないし……」
「護衛隊、ね。なんでいるんだろう」
「はぁ…?自分が姫って言われてるの自覚ないんか」
「っははっ笑」
面白い。大人しそうなのに意外と口調荒いんだ。
吉田さん、いや、よっしーが「というかなんの用で俺に…?」という訝しげな声で訪ねてきて、目的を思い出す。
「よっしーさ、もしかしてさっき〝ムルブレ〟やってた?」
顎に手を添え、下から見上げるようにして問うと、よっしーが、えっ!と立ち上がった。
「山中くん、〝MURCIAN:BREAKOUT〟知ってるの!?」
「知ってる。っていうか、今絶賛やってるよ」
「えぇ…!!ガチ…!?」
信じられない!と、目をキラキラさせているよっしーに、がちだよと笑いながらスマホの画面を見せる。
よっしーはその画面を意味ないのに色んな方向から見て、瞬きを繰り返す。
「ほんとだ…」
「そんな信じられない感じですか?笑、俺めっちゃゲーム好きなのに」
「だって、山中くん、キラキラしてるし…姫だし王子だし…、ゲーム好きって言うよりかはゲーム冷笑タイプだと思ってた」
「冷笑やばい、笑笑」
それはみんなが勝手なイメージで作り上げたファンタジー山中 柔太朗ね。
俺はゲームも好きだけど、ネットも好きだし。まぁ、別に誰にも言うことはないと思うけど。
「ねぇよっしー、フレンドになろうよ」
「えっ、いいの、!?」
「当たり前じゃん」
「俺、刺されないかな…」
「………。…〝大丈夫、いつか俺が立派になって、君を守るから。〟」
「ぶっはは!笑、それ、テルの台詞でしょ!」
よっしーが大きな笑い声をあげて、「あー、喉乾いた、」とマスクを外した。
……ほら、可愛い顔してんじゃん。
やっぱり俺の目に狂いはなかった。というか、かなり俺好みの顔。肌きれー。
「じゃあよっしーのゲームID教えて?」
「うん、」
ゲームのフレンド追加部分を開き、空欄によっしーが言ったアルファベットと数字を打ち込む。
一番上に出てきたアカウントにフレンド申請を送ると、よっしーのスマホの通知がなった。
「これが山中くん?」
「そうだよ……てか、山中くんって呼び方嫌だ。柔太朗って呼んで」
「ええ!そんな、俺ほんとに刺されちゃう…!」
「俺がいいって言ってんの」
「あー、!わかった、わかったから!」
「じゅ、柔太朗…」
「よし!」
「慣れない…」
よっしーがフレ申を承諾してくれて、晴れてフレンドになる。
「よっしーこのキャラ使ってんだ。意外」
「結構色んなキャラ使うよ。そのステージに応じて」
「ふははっ、まじでゲーマーやん」
「柔太朗こそ、このキャラ結構色んなクエストクリアしなきゃ手に入らないやつでしょ」
「まあね」
画面に移るよっしーのアカウントと、目の前のよっしーを交互に見る。
嬉しい。俺だけを見て欲しい。
初めて喋った人にこんな感情抱くのおかしいんだろうけど。仕方ないよね。
好きになっちゃったんだもん。
「ねぇよっしー、ちょっと一戦しようよ」
「やった、俺も言おうと思ってた!柔太朗とは初めましてだけど、リア友?とオンライン上でゲームすんの憧れてたんだよね」
「えーなにそれ、笑、かわいい笑」
「可愛くねぇわ!」
「ふふ笑、いいよ、友達になろう。よっしーとはリアルでも仲良くなれる気がする」
「逆にいいの…?嬉しいけど、」
「うん、まずはお友達からね」
「ちょっ、なんかそれ日本語変じゃない?笑」
「……そう?笑」
「面白いな柔太朗って、」
よっしーはそう言うと、早速ステージを選び始めた。
俺もだけど、よっしーも結構バカだね。
じっくり俺に落としてあげる。まずは、お友達から。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「柔!さっき勇ちゃんが今日遊び行こうって!」
放課後、舜が俺のクラスに入ってきてニコニコと話す。
「あー、ごめん、今日はやめとく」
「えー!!勇ちゃんにOKって言ってもうた!」
「予定があってさ」
そんなー!と舜太が嘆く。
すると、大ちゃんと勇ちゃんもいつの間にか教室に入ってきて、肩を組まれる。
『やば!大集合じゃん!』
『みんな姫の元に集まってるー♡』
『王子様達による取り合い?笑』
ちらほら聞こえる声は無視させて頂こう。
「なに?柔太朗今日来れないの?」
「最近柔ちゃん楽しそうやし、なんかええことあったん?」
「あっ!もしかして、この前言ってたネットのお友達?」
「ちょっと、舜。変な言い方しないで。ゲームの新しいフレンドね」
じとっと舜太を見ると、ごめんってと一ミリも感情がこもっていなそうな謝罪をされる。
年上の2人は納得したような声を上げて、組んでいた肩から手を離した。
「あーー今日約束してるってこと?」
「そういうこと。だからごめん」
「ええよええよ、でも柔太朗からゲームの話あんま聞かへんからちょっとびっくりやわ。仲ええんや?」
「そう、めっちゃ話しやすい」
「へぇー。ま、それならしゃーないな。3人で行こうや」
「おし、じゃあ俺荷物取ってくるわ。じゃあな柔太朗」
「柔、また明日な!」
「うん、じゃあね」
家に着き、夕飯とお風呂を済ませる。
マイクやらパソコンやらの準備をしていると、約束の時間を少し過ぎてしまっていた。
「やばっ、」
急いで電源をいれ、ゲームを開く。
オンラインのところをみると、見慣れたアイコンがあって、よっしーがもう誰かと対戦していることが分かる。
<やっほー。ごめんちょっと遅れた。>
<全然ー。珍しいな謝るの。いつも結構遅刻してるくせに。>
<よっしーひどーい。>
<おまえっ!笑棒読みすぎだろ!>
<ほら、そんなに俺と喋ってて大丈……あー…>
<残念そうな声出すな!まだ適当に遊んでただけだから!>
<ごめんごめん。じゃあ始めよっか。>
それぞれキャラクターを選択して、フィールドに放たれる。今からやるのは二対二のチーム戦。
俺はもちろんよっしーと同じチーム。結構強いんだよ?
今日もなかなか調子が良くて、三連勝をあげる。
少し休憩しようか。と、コントローラーを置く音が聞こえたため、同じようにコントローラーを机に置いてゲーミングチェアに沈み込む。
<よっしーゲーム上手くなったよね>
<なんでそんな上からなわけ?笑ありがとうだけど>
<…うわっ、!>
<ん?どうした?>
<もぉー、柔太朗のせいで机に水こぼした…>
<なんで俺のせいにするの笑よっしーがドジなだけでしょ>
<はははっ笑>
だいぶ柔太朗呼びにも慣れてくれて、たまに柔、って呼んでくれる時もある。
いい感じに仲が深まっている。…計画通り。
<よし…これでおっけー…>
<ちゃんと拭けた?>
<俺をなんだと思ってんだよ!>
<んー、可愛いうさぎちゃん?笑>
<いやさすがにそれはきしょい。>
あー早く自分が可愛いってことも自覚してくれないかな。あ、でもそしたらよっしーの魅力がみんなにバレちゃうかも……。
まぁ、それまでに俺がよっしーを捕まえればいいのか。
<そういえばさ、最近めっちゃゲームしてくれるけど、他の子と遊んだりしなくていいの?>
<柔太朗人気者なんだし。>
<何言ってんのよ。よっしーとゲームすることが俺の毎日の楽しみなの。>
<………ふーん。>
<あ、今照れたでしょ>
<て、照れてない!!>
<ふふふ、笑>
嘘だ。どうせ可愛い顔真っ赤にしてるんでしょ。
画面に移る、よっしーが選択したうさぎのキャラクターをスクリーン越しに撫でる。
学校で一度も聞いたことがないよっしーの声。可哀想に。こんな可愛いのに知らないだなんて。
みんなよっしーに〝お前〟って呼ばれたことないんだろうな。
キレのあるツッコミされたことなんだろうな。
ドジっ子しちゃうところ見た事ないんだろうな。
そう考えるだけで、優越感に浸れる。
<…ほんと、かわいそ………笑>
<ん?なんか言った?>
<いやなにも?早く次やろ!>
YJ編 Fin.
YJ編、お読みいただきありがとうございました!!
みんな結構平等な長さで書くつもりだったのですが、YJゲーミング大好き女なのでどうしてもふたりがゲームしてるところを書きたくて、長くなってしまいました…申し訳ない………🥹
とか言ってたら月曜日あるらしくて…控えめに言って無限D愛。
ps
〝MURCIAN:BREAKOUT〟と〝テル〟は例の曲から思いつきました。いい曲です😌
次はラストです!❤️💛です💕︎
コメント
3件
更新ありがとうございます🐮 YJ編も読み応えありました〜🤍💛ゲーム名も「テル」もみーんな好きな曲なあの曲ですね🐮✨️笑
「初対面の先輩にグイグイいく柔太朗、めっちゃ新鮮でした!普段のキラキラしたイメージとのギャップがいいですね。ゲーム通じて距離詰めていく過程が自然で、特に『お友達からね』って台詞に彼の計算高さと可愛らしさが両方出てて、ドキッとしました。よっしーのマスクの下の素顔が見えるシーンもグッときます。二人の関係性がこれからどう転んでいくのか、続きが気になります!」