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#リクエスト
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えとゆあ推し!
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第20話 違っても
注 じゃぱたつ、じゃぱのあ等(じゃぱたつメインです)
――翌朝。
目を覚まして、いつものように学校へ行く準備をする。
昨日は、じゃぱぱが休みだった。
そして今日も――。
💛「……まだ休みやろな」
スマホを見る。
じゃぱぱからの連絡はない。
昨日より少しは元気になってるとええんやけど。
そんなことを考えながら、俺は家を出た。
学校へ向かう道。
いつもなら、隣から、
「たっつーん!急いでー!」
なんて声が聞こえてくる。
でも今日は、やっぱり静かだった。
💛「……」
昨日、じゃぱぱに言われた言葉を思い出す。
『たっつんに、不可能なんてないんだから!!』
💛「……よし」
俺は小さく息を吐いた。
💛「今日こそ、ちゃんとやるんや」
学校に着く。
教室へ向かっていると――。
🩷「たっつんさん!」
💛「ん?」
振り返ると、のあちゃんがいた。
🩷「おはようございます」
💛「おはよー」
🩷「昨日聞いたんですけど。じゃぱぱさん……今日もお休みなんですか?」
💛「うん。まだ体調悪いみたいやな」
🩷「……そうですか」
のあちゃんは少し心配そうな顔をする。
🩷「大丈夫ですかね……」
💛「……たぶん大丈夫やと思うけどなぁ」
🩷「……」
少し黙ったあと。
🩷「今すぐにでも会いに行きたいです…」
💛「……え?」
🩷「本当に心配で……」
💛「…え?え?」
俺は思わずのあちゃんを見る。
💛「え?え?……それってもしかして……」
🩷「?」
💛「のあちゃん、じゃぱぱのこと……」
🩷「?」
💛「す、すすすすす……」
🩷「違いますから!!!!!!」
💛「そ、そう?」
🩷「まっじでちがいます!!!ただ心配してるだけじゃないですか!?」
💛「はい……」
なんや。
めっちゃ否定するやん。
そして放課後。
俺はなんでも相談部の部室へ向かった。
昨日と同じように、扉を開ける。
今日もじゃぱぱはいない。しばらくするとコンコン。扉がノックされた
💛「はい」
🤍「こんにちは〜」
扉を開けどぬくくんが中に入ってくる。
💛「お、どぬくくん!」
🤍「昨日ぶり〜。それと俺だけじゃないよ〜」
💜「こんにちは」
💛「もふくん!?」
💜「いや俺はちょっと様子見に来ただけー。じゃぱぱは今日も来てないのか。大丈夫そう?」
💛「たぶん?大丈夫です」
💜「そうか。がんばって」
💛「ほんとにそれだけ!?笑」
もふくんは部室を後にした。
…やっぱり生徒会長だから忙しいのかな?
あ、どぬくくんいるんだった。忘れてた。
💛「どぬくくん。来てくれてありがとな」
🤍「ううん。あ、そうだ。俺も昨日の話ちゃんと考えてみたんだ〜」
💛「ほんま?」
🤍「うん」
どぬくくんは椅子に座る。
🤍「昨日、たっつん先輩と話したあと、帰り道でもずっと考えてた」
💛「何を?」
🤍「自分の意見を言えなかったときのこと」
🤍「そしたらね、結構いっぱいあったんだ〜」
💛「例えば?」
🤍「剣道部で、『次の練習どうする?』って聞かれたときとか」
🤍「友達と遊ぶ場所を決めるときとか」
🤍「みんなが意見を出してるのに、俺だけ『どっちでもいいよ〜』って言ってた」
💛「……」
🤍「でも、本当は『こっちがいい』って思ってたこともあったんだ」
💛「じゃあ……今日はそれを言ってみよ」
🤍「……できるかな?」
💛「できるかどうかやなくて、まず言ってみよ!」
そして俺は笑った。
💛「無理無理言ってちゃ、ダメでしょ?」
🤍「……うん!」
俺は少しだけどぬくくんと話をする。
そして昨日と同じように練習することにした。
💛「じゃあ、俺とどぬくくんで遊びに行くとしたら、どこ行きたい?」
🤍「……」
少しの沈黙。
🤍「……俺は、公園がいい」
💛「ええやん」
🤍「でも、たっつん先輩は?」
💛「俺はゲームセンター行きたい」
🤍「……そっか」
💛「どっちにする?」
🤍「……公園!」
💛「おっ!」
🤍「……言えた」
💛「言えたやん!」
🤍「……ほんとだ」
どぬくくんが、自分でも驚いたように笑う。
🤍「なんか……思ってたより普通だね」
💛「せやろ?」
🤍「意見を言ったら、たっつん先輩が嫌な顔するかと思ってた」
💛「するわけないやろ笑」
🤍「……そっか」
どぬくくんは少しだけ俯いた。
🤍「俺、ずっと『みんなと違うことを言ったらダメ』って思ってたのかも」
💛「……」
🤍「でも、違ってもいいんだね」
💛「うん!!」
🤍「それなら……」
どぬくくんは顔を上げる。
🤍「これからは、ちゃんと自分の意見も言ってみる」
💛「……!」
🤍「もちろん、すぐには無理かもしれないけど」
💛「それでええよ」
🤍「少しずつ、でいい?」
💛「もちろん」
🤍「……ありがとう、たっつん先輩」
💛「ええって!」
🤍「昨日も今日も、いっぱい話聞いてくれて」
💛「俺も勉強になったしな」
🤍「勉強?」
💛「自分の意見を言うって、簡単そうで難しいんやなって」
🤍「……うん」
💛「でも、どぬくくんがちゃんと自分の気持ちを言えたんはすごいと思うで」
🤍「……へへ」
どぬくくんが、嬉しそうに笑う。
その顔を見て。
俺も少しだけ安心した。
💛「もう、言えるかな?」
🤍「う〜ん、分かんない…けど頑張ってみる!!」
💛「うん!がんばって。応援してる」
🤍「へへ笑」
💛「一回言えたんやから!大きな一歩やん?」
🤍「そうだね」
💛「って、もうこんな時間!?やばい!帰らないと!」
🤍「ふふ笑ありがとー!!ばいばーい」
昨日と同じふわふわした笑顔でどぬくくんが手を振っている。
💛「…ばいばい!」
その日の帰り道。
俺は一人で歩いていた。
でも、昨日とは少し違う。
💛「……俺、ひとりでもできたんやな」
ちゃんと相談を聞いて。
一緒に考えて。
最後には、どぬくくん自身が答えを見つけた。
じゃぱぱがいなくても。
俺はちゃんと、なんでも相談部の副部長としてやれた。
💛「……よかった」
でも。
💛「……やっぱり、隣におったほうがええな」
そう呟いて、少し笑った。
――そして、翌朝。いつも通り家を出る。
💚「たっつーーーん!!」
💛「……え?」
聞き慣れた声。
振り返る。
そこには――。
💚「おはよー!!」
いつものじゃぱぱが立っていた。
💛「……じゃぱぱ!?」
💚「治ったー!!」
💛「…治ってよかった!」
💚「うん!」
じゃぱぱが笑う。
いつもの。
明るい笑顔。
その笑顔を見た瞬間――。
💛「……」
なんだか、少しだけ。
頬が熱くなった。
💛「……」
💚「?」
💛「え?」
💚「どうしたの?」
💛「なにが?」
💚「顔赤いよ?もしかして俺の風邪うつっちゃった!?」
💛「いやいや!大丈夫やって!なんもないもん!」
💚「そう?」
怪訝そうに、じゃぱぱが顔を近づけてくる。
💚「……」
近い。
💚「ほんとに大丈夫?」
だって…
💛「……あまりにも、じゃぱぱが……」
💚「あまりにも?」
💛「……」
💛「やっぱなんでもない!!」
💚「?」
もー!
じゃぱぱはやっぱりなんにも分かってないな!
💛「……ほんっと、鈍感なんだから…」
💚「なんて?どんぐり?」
💛「なんでもないって!どこをどう聞き間違えたらどんぐりになるんだよ!笑」
そのとき。
❤️「じゃぱぱー!」
💚「あ、ゆあんくん!」
ゆあんくんが走ってくる。
そして――。
❤️「じゃぱぱ!」
じゃぱぱに飛びついた。
💛「だめ!」
💚「……え?」
なぜか、俺はじゃぱぱを押しのけ、じゃぱぱとゆあんくんの間に入った。
❤️「……だめってなに?」
あれ?なんでか分かんないけど…なんか…!
💛「だめなの!」
❤️「あ、もしかして……?笑」
💛「……?」
ゆあんくんがニヤッと笑う。
これ絶対なんか企んでる時の顔!
❤️「へ〜?」
❤️「そーゆーことね、なるほどね笑」
は!?なにこいつ!
💛「違うから!!」
💚「……?」
じゃぱぱが二人を見る。
💚「どういうこと?」
❤️「そーゆーことだよね?たっつん」
💛「違うから!」
どーゆーことだよ!!何と勘違いしてるの!?
💚「…はい?」
❤️「じゃ、俺先行くね〜笑」
💚「え!?ちょっと待ってよ!」
💛「と、とにかく!早く行こ?」
💚「え?うん……?」
俺はじゃぱぱの手を掴み引っ張る。
💚「……?」
なんで間に入ったのかは自分でもなんでか分かんなかったけど…でもなんか嫌!!
💚「……まぁ、いっか!」
💛「おう!」
俺たちは並んで歩き出した。
昨日まで、一人だった道。
今日は、ちゃんと隣にじゃぱぱがいる。
💚「たっつん!」
💛「ん?」
💚「今日の放課後、一緒になんでも相談部行くからね!」
💛「もちろん」
💚「昨日どうだった?」
💛「それがな――」
俺たちは歩きながら、昨日の出来事を話し始める。
くだらないことを言って。
笑って。
いつものように。
やっぱり――。
💛「……二人のほうがええな」
💚「ん?なんか言った?」
💛「なんも!」
💚「ふーん?」
朝の道に、二人の笑い声が響いた。
【おまけ】
💛「あ、そういえばのあちゃんがめっちゃ心配しとったで」
💚「え!?まじ!?のあちゃんが!?」
💛「ちなみにもふくんも…」
💚「もふくんが!?珍し!?好き♡」
💛「きしょ」
【9月下旬】
ここまで読んでくださりありがとうございます!
今回はどぬちゃんのお悩みです!まだ意見をはっきり言えるかは分かんないけど…きっと、少しずつ言えるようになるはず。
じゃぱたつ多めです!じゃっぴはすっごい鈍感なので何も気づいてませんが笑
毎日投稿に書くスピードが追いつくか分からなくなってきたので(もうすぐで夏休みが終わるため)毎日投稿ではなく♡制?にします!もちろんもし一日で達成した場合は次の日にちゃんと出します!!ちゃんと間に合わせます!!
次回は文化祭編です!相談者は見た目はイケメンなのに中身はちょっとだけポンコツなあの人…
次回 第21話 多分! ♡70↑
コメント
3件
今回もさいこーでした!たっつんさんもしかして、、、(・∀・)ニヤニヤ楽しみにしてます!
わあ〜〜〜〜!!第20話読み終えたよ🌸✨ どぬくくんが「違ってもいい」って自分の意見言えたシーン、めっちゃ泣きそうになった😭💕 たっつん先輩が「無理無理言ってちゃダメ」って言ったとこ、まじでエモすぎる…! 最後にじゃぱぱが戻ってきて、たっつんが顔赤くしてるのも尊すぎる!!ゆあんくんのニヤニヤも含めて、みんなの関係性がじんわり温かくて大好きです🥺💖 次回の文化祭編、楽しみにしてます〜!!