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「 エ、エート… 」
漱がなんか戸惑った感じで話の口を切る。
皆、円になって座る。
なんか座高も皆、高い。
「 自己紹介、しましょうか… 」
珍しい漱の敬語にびっくりしながら話を聞く。
「 俺は2年、豊岡漱。一応ポジションはセッター。よろしくお願いします。 」
漱の隣に居た俺がとんとんと肩を叩かれ
「ほら、自己紹介しなさいよ」
と言わんばかりの顔をする。
「 えっと…2年生で…仁木辰美…ポジションは…ミドルブロッカー… 」
どこに目線を向ければいいか分からず
少し俯いて床の継ぎ目を見たり少し上を向いたりして言葉を放つ。