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🩷強い飲み薬 「ティアこんな方法しかなくてごめんなさい、本当は脳をお休みさせることで幻聴を完全に取り去る薬はあるの、今までの飲み薬はティアが活動することを考えていたけど、もうそんなことは言っていられない状態なのかも知れない、だから一度完全にお休みしてみましょう、飲み薬だから痛みもないわ」ミリアは、ティアの衝動的な行動が危険で、ティアはそれがわかっているために行動をやめればこんなに幻聴に苦しむのだから、もう薬でティアの行動をやめさせるしかないと思ったのでした。ティアの命に関わるのですから。「どういう状態になるんですか?」ティアは不安そうに聞きました。「脳がお休みするから、起き上がることも困難になるわ、常に頭がぼうっとしている状態になるから、トイレにも職員がつきそう必要があるの、それから徐々に薬を減らして様子を見ましょう、あなたは本当に疲れ切っているからお休みが必要だわ」ティアは、もう行動しても休めず本当に疲れ切っていたのでした。どうすれば休めるのか全然わからないのです。「わかりました、その薬を飲みます」ティアが答えました。「こんな方法になってしまってごめんなさい、本当は思考の他人化という幻聴の問題をなんとかできたら良かったのだけれど」ミリアはティアに謝ってくれます。「いいえ、わたしが、考えることが本当に下手だからいけないんです、本当にごめんなさい、迷惑ばかりかけてしまって」ティアは自分を責めるのでした。「精神疾患はあなたのせいではないから、自分を責めるのはやめて」ミリアはそう言ってくれますが、ティアのせいで家族が不幸になってしまったのだと思わずにはいられなかったのです。