朝の八時半。決められた服を着た私達は点呼をとった。
みんなに付けられた番号…私は十八番だ。
9時。仕事が始まった。みんな自分の席に着いていっせいに始める。50分間座ってなくてはならないのだ。
「それでは始め!」
今日は、何ヶ月かに1度の仕事の出来具合をはかるための時間が設けられた。
みんな必死にやっている。
もちろん、囚人どうしでも喧嘩をすることがある。私もよく喧嘩をしていた。
私はいつも大人数を相手にしていた。
監守は見て見ぬふりをする。
すると、1人の男が近づいてこういった。
「大人数でイジメ?この学校でとかありえねー」
そう言い男は私を連れ出した。
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