尾崎幹部の執務室__
『え?1種間の暇を与える?…馘ですか?』
「何を云うておろう。少し休めとのことじゃ。」
『あ、有り難うございます。』
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休みかぁ~…何しよう
ハッ!彼氏問題忘れてた!やべー…絶対許嫁と結婚とか嫌だよ?
とりま出かけよ
あ、明日からだったわ。
中也ンとこの書類仕事せんと
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『只今戻りました。』
シーン
『…?(え、何この空気。)あ、あの、何かあったの?』
「ヒェッ!あ、えと、その…」
「無理しなくていいわよ。私から話すわ。」
何あったんやろ
「あんたねぇ、よくそんな恍けた顔ができるわね!」
『は?』
「あんたが遣ったんでしょ。この子が作ってた書類をズタズタにしたの。」
『え?いやいや、私先刻まで任務だったし、何なら幹部室に居たよ?』
「証拠はあるんだから!書類に貴方の指紋が付いていたわ。さぁ、これでも言い逃れする気!」
『えー…遣ってないんだけど…あ!じゃあ、幹部に聞いた見てよ!』
「ッこ、こんな些細なことに幹部様のお手を煩わせられないわ!」
えー…これ絶対この人が犯人じゃん
めんど…あ!
『監視カメラ見たら?』
「は、はいっ!」
「ちょッ!」
「え…?」