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土曜日の夜、からぴちハウスでは、女体化の件で不安が募るじゃぱぱ、どぬく、ヒロの三人を中心に、久しぶりにリビングでプチお泊まり会をすることになりました。普段はそれぞれ自室で寝ることが多いですが、こんな時だからこそ、みんなで寄り添いたいという気持ちが勝ります。
「なんか、こういうの、懐かしいね」
ゆあんくんが、広げられた布団とクッションを見ながら笑います。お菓子や飲み物が並べられ、さながら修学旅行の夜のようです。
「でも、まさかこんな状況でやるとは思わなかったよ…」
どぬくが苦笑いします。生理痛は落ち着いたものの、慣れない体にまだ戸惑いが隠せません。
「ねぇ、本当に元に戻れるのかな?」
ヒロが不安そうに呟きました。この疑問は、女体化した三人だけでなく、他のメンバーの心にも常に重くのしかかっています。
「まだわかんないけど、きっと大丈夫だよ。だって、俺たち、からぴちだもん!」
なおきりが力強く言います。その言葉に、みんなの表情が少し明るくなりました。