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恋を追いかけるする少女達【2j3j総集編】

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恋を追いかけるする少女達【2j3j総集編】

7 - ❥ただの幼馴染じゃないから【wtri】

♥

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2025年02月05日

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「ひばり、行くよ!」


「おう、ばっちこい!」



幼い頃、渡会雲雀とはいつも一緒だった。

イタズラして先生に怒られたり、かくれんぼで全然見つからなくて焦ったり。

私にとって彼は特別で、誰よりも一緒にいたい存在だった。


でも、大人になるにつれて、いつの間にか話さなくなっていた。

会えば軽く挨拶するくらいで、気づけばそのまま疎遠になった。


忘れたわけじゃない。

むしろ、ずっと心のどこかに引っかかっていた。

――私の初恋の人、渡会雲雀。







ある日、道を歩いていると、目の前に見覚えのある後ろ姿を見つけた。



「……雲雀?」



思わず名前を呼ぶと、その背中がピクリと動いた。

振り向いた彼は、一瞬驚いたような顔をした後、懐かしそうに笑った。



「おー! 夢主じゃん! 久しぶり!」



私の肩を軽く叩きながら、昔と変わらない笑顔を見せる雲雀。

――いや、昔よりも少し大人っぽくなった気がする。



「元気してた?」


「まあね。あんたこそ、相変わらずだね」


「おいおい、もうちょいカッコよくなったとか言えよ!」



そう言って笑う彼を見て、胸がズキンと痛んだ。

懐かしい。けど、それ以上に、また話せたことが嬉しい。







それから、私たちはちょくちょく会うようになった。

昔の話をしたり、くだらないことで笑ったり。



「夢主、覚えてる? あの時、俺らで学校の放送室ジャックしようとしたやつ」


「バカすぎて思い出したくもないんだけど」


「でも、あれ楽しかったよなぁ」



変わらない雲雀に、私はどんどん惹かれていった。


――でも、それは子供の頃とは違う気持ちで。


ある日、彼がふと真剣な顔で言った。



「俺さ、やっぱ夢主と話してると楽しいんだよな」



胸が跳ねる。



「……そりゃ、昔から一緒にいたしね」


「いや、それだけじゃなくてさ……なんていうか、落ち着くっていうか」



雲雀は少し照れくさそうに笑った。


落ち着くだけじゃない。

私は、もう一度、彼に惹かれている。


幼い頃とは違う、恋としての気持ちに。


――ねぇ、ひばり。

もし、私があの頃と違う関係になりたいって言ったら、どうする?


そんな言葉が、喉元まで出かかるけれど、まだ言えなくて。


ただ、彼の笑顔を見つめることしかできなかった。



恋を追いかけるする少女達【2j3j総集編】

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