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作戦も決まり準備が整うと俺たちはあの小屋を目指した。小屋に着くと全員に緊張が走る。
na「皆んな、いいか?」
全「うん。」
na「よし、行くぞっ!」
掛け声と共に中に乗り込む。いきなり戦闘になる事はなく、俺たちは侵入する事ができた。
shkがずっといてた部屋まで辿り着く。中を覗くが誰かいる訳でもなく俺たちが逃げ出した時のままだった。
kr「さすがにいるわけないよな。」
br「まだ通路は続いてるし絶対どっかにはいるよ。」
kn「そうだな、、、進むしかないな。」
すると奥からコツコツと足音が聞こえる。その瞬間俺たちは体が硬直する。
na「、、、あいつだ。」
「わざわざまた来てくれるとは。」
kr「あんたをぶん殴りに来たんだよ。」
「威勢がいいのは結構だが、いつまで続くかな?」
男が喋り終えるのと同時にnaが男に飛び掛かる。男は何なくnaの攻撃を交わす。
na「br!kn!頼んだっ!」
b&k「OK!」
brとknが来た道を引き返していく。それを追いかけようと男が一歩踏み出した瞬間、男の頬に矢が掠る。
sm「行かせる訳ないだろ。」
ボウガンを構えたsmがkrの後ろから顔を出す。naもそれに続きナイフで斬りかかる。
na「お前の相手は俺たちだ!」
br「knさーん、そっちは終わった?」
kn「ちょっと手こずったけど、なんとか!」
襲ってきた敵を倒すと、2人は一つの部屋に入る。中に人がいない事を確認すると、とある物を設置した。
kn「んじゃ、やりますか!」
br「僕たちお手製の簡易爆弾っ!」
brがボタンを押すと2人は急いで通路に出る。すると部屋に設置した爆弾が起爆する。同時に警報器が鳴り出す。
br「大成功じゃーん!」
kn「よし、後は通路を見つけるだけだな。」
警報器が鳴り響く中慌ただしい声が聞こえ始める。声がする方へ向かうと1箇所から何人もの研究員が出てくるのが見える。
kn「br!あそこだ。」
br「よしっ、乗り込もう!」
研究員の流れを反対に進むと他の部屋とは雰囲気の違う部屋に辿り着く。もう周りにも中にも誰もいない様子だった。
br「なんか、、、気味悪いねー、、、。」
kn「俺もなんかここ嫌だわ。早くsh探してna達んとこ戻ろ。」
ケースの中には沢山の番号がかかれた液体が入っている。下には管がひかれており、どこかに繋がっている様子だった。辿っていくと、そこにはポツンと一つだけ拘束台があった。
kn「br、、、あれ。」
br「え、、、もしかして、、、。」
2人は拘束台に近づく。そこには自分達と変わらないぐらいの青年が拘束されていた。おそらくnaの言っていたshがこの子である事は間違いないだろう。
kn「えと、、、sh??」
sh「、、、だれ?」
br「naの仲間だよ!君を助けに来たの。」
sh「た、助け?」
kn「br、この拘束具の鍵がどっかにないかな?」
br「OK、探してみる!」
knがshの拘束具をいじるがビクともしない。困った様子のknにshが質問する。
sh「俺はどこにも行かない、、、ここにいるよ?」
kn「え?」
sh「皆んなが、、、世界の人達が俺の助けを必要としてる。だから、どこにもいかない。」
shは真っ直ぐ天井を見つめたままそう呟く。knがshの体をよく見る。すると両腕に管が繋がれている。いつからついていたのかはわからないが、管の中にはおそらくshの血液であろう物が流れているのがわかった。
kn「嘘だろ、、、これ、いつから?」
knは辺りを見渡し、止血に必要な物を集める。
kn「br!ちょっと手伝って!」
br「えー、何?」
kn「この管の中恐らくshの血液かもしれない。いつから繋がれてたのかはわからないけど、このまま血液を流し続けたらマズイ。」
brも事の重大さに気付きknの手伝いに入る。knがbrに手順を説明する。
kn「いい?せーのでいくから後は手順通りで。」
br「わかった。」
kn「いくよ、、、せーのっ!」
第13話へ続く。