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〜8ページ目〜
きづきたくなかった。きづきたくなかった。ぼくがもうしんでいるなんてことにきづきたくなかった___。きづかないふりをずっとしてきた。でももうげんかいです。むしされるのもぼくがわるいことをしているからって自分にいいきかせてきました。おかあさんもしんじゃったぼくがみえていてこわいからちかづかないでっていってたんだとおもいます。おかあさんはやさしいからぼくのことはらったりしなかったんだろうな。
もうぼくは口がなくなってしゃべれなくなりました。きのうのうちにはなしたいことはなしておけばよかったです。口がなくなったのにみぎうでだけはのこってます。なんでなんでしょうか。みぎうではすでにからだからはなれています。もうかおしかぼくにはありません。なのにぼくがおもった通りにうでがうごきます。つながってないのでうごかしているかんかくがありません。でもぼくがうでをうごかしています。
うでがなくなったらにっきはおわりになります。すこしかなしいです。あと何ページかけるでしょうか。
「パタン」
「気付いてないふりをするのはもう疲れた。」
「いつまで僕は日記を書いていられるかな。」