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Elu
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セミの鳴き声が空を埋め尽くし、焼けたアスファルトから熱気が立ち上る。
その向こうに見える校舎は白く光り、夏の日差しを受けてまぶしく輝いていた。
彼らは覚悟を決めて校門をくぐった。
花「みんな、おはよ・・・」
並「おはようございます」
無「・・・」
淀「チッ」
皇「全員覇気ねぇなぁ」
花「あんな話聞いちゃったらね・・・」
彼らの間に重い空気が流れる。
誰も声を発せずにいると、その横を藍色の髪をしてヘッドフォンをした人物が通った。
印「!!・・・四季君!」
四季は振り向き一瞬だけ目を合わせるとすぐに前を向き直し、何もなかったかのように歩き出した。
朽「おい、ちょっと待てよ」
朽森は引き止めるため四季の肩を掴んだ。
朽「!!」
だがその手には力が入らず、四季は気にせず生徒玄関に入っていった。
猫「おい、どうしたんだよ」
朽「肩が・・・」
百「肩がどうしたんだよ」
朽「細すぎたんだ・・・」
無「・・・」
皇「俺昨日、あいつが昼、食べてるところ見なかった・・・」
朽「強く掴んだら折れそうだったから、ビビったわ・・・」
並「いつ倒れてもおかしくなさそうですよね」
花「僕達心配だよ・・・四季君・・・」
それからも四季は俺達と話してくれることはなかった。
どんなに引き止めても振り向いてくれることはなかった。
皆さん、こんにちは!
★HOSI★です!
第九話「話をさせてよ・・・」をご視聴いただきありがとうございます!
みんなと四季君の間の距離がどんどん遠くなってしまってますね汗
次回も読んでいただけると嬉しいです!
→次回
「かつての夢」
コメント
4件

うわあ…この回、すごく胸が苦しくなりました。四季くんの肩を掴んだ時の「細すぎたんだ」っていう朽森くんの台詞、一瞬でその痩せ細った姿が想像できて切なかったです。皇くんが「昼食べてるところ見なかった」って言うのも、みんなの不安がひしひしと伝わってきて。セミの声や夏の日差しの描写が、逆に彼らの間の重い空気を際立たせていて、すごく丁寧な演出だなと思いました。四季くん、何を抱えているんだろう…次回が気になります!