テラーノベル
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🔼 attention
nmmnに対しての最低限の常識がない方は読み進めることを禁じます。
本人様と本作品は全くの無関系です
タグにはprakと記載しましたが、そこまで強いものではありません。他カプ要素あるので地雷ある方はバックでお願いします。
ak side
全ての始まりは三ヶ月前の事だった。
自分で言うのも少々恥ずかしいが、俺はクラスの中でもかなり中心寄りに居る人物であった。
クラスメイトに一言声を掛ければたちまち周りに人が集まるし、持ち前の愛嬌で誰よりも相手を楽しませる自信があった。
だからだろう、性別問わずにモテるようになったのは。
女の子からの告白はもちろん、進学してからは男にも好意を向けられる事が多々あった。
でもその理由は かっこいい からでは無く かわいい から。現に親友であるKtyも俺を弟のように可愛がってくれているのだ。
「ak、ごめん今日先輩送ってくから!」
「あいよ〜!」
その日は台風接近中の影響から大雨暴風警報が出ていた。の為、Ktyは恋人である先輩を家まで送り届けるとのことだった。
別に一人で帰ることには慣れているし、天候が怖い訳でもない。むしろ興奮するくらい。
気も、足元も。そのせいで緩んでしまっていたのだろう。
「、、くっそ、いってえ」
まんまと、歩道橋から滑り落ちたのだ
捻った部位は右手首。段差に尻が直撃する時に無意識に手もついてしまったのだろう。
体重のかけどころが悪く、ずきずきと猛烈な痛みを催した。
このまま放置すれば今後の部活にも支障が出る。よりによっての右手は神に差し出すには大きすぎる代償だった。
生憎の大雨で外をうろつく奴なんて一人も居ないし、車通りだって今日に限って少ない。
──── 終わった。
と、思っていたのに。 彼は現れたのだ
「何してん」
後ろから、声を掛けられた。
首を回してその姿を確認すれば、見た事もない人が立っていた。が、制服は同じ高校のモノだった。
「ぁ〜、滑って転んじゃって笑」
「ほ〜ん」
愛想良く答えても返答は棒読みの返事のみ。
若干、いやかなり気まづい状況だった。
そいつは傘を差し出してくる訳でもなく、俺を上下に一見したあと 傘を閉じたのだ。
「怪我してるやん、はよ乗って」
「え」
そのまま通り過ぎたと思ったら今度は背中を向けてきたのだ。
発言と行動的に おんぶしてやるから乗れ って事なんだろうけど。
「いや、いやあのっ、君潰れるよ?」
「あ?舐めとん? ええからはよせーや」
「え〜、、」
圧負け、というやつだろう。
睨みつけられた視線が痛すぎてそのまま背中に乗ってしまった。
華奢な見た目の割に意外と筋肉はついていて、落とされるかもという不安なんて乗れば一瞬で消え去った。
「ガタイいいね〜!部活何してる?」
「やってへん」
「えぇ?!まぁじ!ならバスケ部とかど、」
「バイト。無理」
中々続きそうにない会話にakは頭を抱えた。
会話が苦手なのかな? なんて意味の分からないことを考えているうちにタクシー乗り場まで来ていたようだった。
「いやぁまじでありがとね!今度お礼させて!名前は??」
「pr 。礼は要らん」
prの呟くような声は大きな雨音に消しさられてしまいそうだった。
この人の声を聞き逃したくない。
不意に、akはそう思ってしまった。
「てかprくんまじイケメンだね!俺が女の子だったら好きに───、なっ、……て」
少し離れた所にいた 彼 が、気が付けば目の前に居た。俺はベンチに座っていたから必然的に見上げ、見下ろしな構図になってるけど、、
思わず息をのんだ
「右手、痛いんやろ。 無理してギアあげなくてえーよ」
そう言って微笑んだ。
目なんて細めちゃってさ、さっきまで愛想笑いもしなかったくせに。急に、ほんと急に微笑みやがって
「あ。あれ次のタクシーちゃう?」
prが小さく指をさした先にはタクシーの姿があった。
もうお別れか、と小さく項垂れるakを見てprはもう一言言葉を繋いだ。
「あと、俺三年やからな? 笑」
「え!!!!!?」
ひひ、と笑う彼の姿に胸がぎゅーっと締め付けられるし、まさかの先輩だったという事実にも頭が上がらないし
こんなにも会話のペースを崩されたのは俺にとって初めての経験だった。
「ほな、俺もう行くわ」
再び傘をさし、歩き始めようとした 先輩 をあと数秒でも引き留めたくて。
あと一回だけでも俺を見て欲しくて。
「pr 先輩っ!!!」
気が付けばその腕を掴み、
「ひ、一目惚れました!!!」
「は?」
思いを口に出してしまっていた。
NEXT▷▷▷
追記
akの怪我した部位は手首ですが、尻の強打で一時的に立てなかったというていにして下さい。
そのため、prがおんぶしています
コメント
1件
サブ垢 で 初コメ 失礼 しますっ 🙌🏻 すごい お話の 内容が 好みだし ノベル で こんな うまく できるなんて めちゃ 尊敬です っ 続き 楽しみ に 待ってます っ