ボロボロな教室。窓ガラスが割れて、ドアも壊れて、机も椅子もボロボロ。
ここは夢学園、演劇部の部室である。
「えっと俺たちの活動について話すよ?まずはね、ーーー、ーー。」
すちがホワイトボードに色々と書き説明をする
説明は分かりやすく、ホワイトボードに書かれている事も分かりやすい。そして何より気になるのが、
٩( ᐛ )وである
所々にこれがあるのが気になる。その顔文字を見ながららんは、
(これ…なんか“ファイト”って打ったら出てくるやつだ…)と思った
らんは少し、疑問に思っていた。
何故こんなに部室が汚いのか、それをなつとこさめに言うとまあ2人も少しだけ疑問に思っていたらしい。
「うーん…何でやろな…」
「しかもさ!部室があんな遠いって事ある?無いよね?」
こさめが不満そうに言うと、2人とも頭を縦に振った
「俺は小役時代とかは結構綺麗な場所やってた…でも、たまに出演する作品のイメージ出す為に雰囲気作りとして作品と似たような場所で演じることある」
なつは元々の子役という経験を生かし少しだけ推理する
「……でも明るい作品だって演技するはず」
なつが頭を抱えた。すると、
「おい。」
と聞き覚えのある声が聞こえた
「えっいるま先輩!?」
同じ部活の先輩いるま先輩だ
「なっ何か用ですか?//」
女子生徒達が頬を赤くしながらいるまに聞く
「暇那、雨乃、桃桜って奴ら居るか?」
「あっそれならあそこに」
1人の女子生徒がらん達を指差した
「あっ居た…お前ら今日の活動は役決めだからな?」
「はっはい」
「んじゃ、」
いるまはそのまま手を少し振り去って行った
「いるま先輩てさ…かっこいいよね?」
「わかる〜」
女子生徒達がキャッキャっと話す
その様子をなつは、冷めた目で見る
「どこが…」
「なっちゃん駄目だよ?そんな事言ったら」
「すち先輩とかみこと先輩なら分かるけど…いるま先輩は俺無理…苦手」
「へぇ…」
らんはなつの顔をじっくりと見つめた
終わり(゚∀゚)
コメント
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いるまくん頑張れー!!!!