注意
ご本人様無関係
シャオロンメインのお話
地雷さん回れ右
病み部分などあり
それでもいいよって方はどうぞ!
ut side
シャオロンが眠ってから三日が過ぎた
俺は、まともに食事が喉を通らず、シャオロンにつきっきりになっている
きょーさんは、退院してすぐに家に向かったらしい
なんでも、親との縁を切らせてくれと言ったようで
少し悲しい顔をして、きょーさんは言ってた
kyo「少しの間、シャオロンを頼む」
俺は、きょーさんのあんなに切羽詰まった顔を見たことがなかった
勢いよくうなずいて、きょーさんを見送ったっけ?
ーー話は変わるけど
俺はもうすぐ退院できるらしい
体調もどんどん回復してる
ただ、食事もとってないせいか、体調が悪くなっていってる気がする
シャオロンが気がかりで……
ut「俺が、お前を追い詰めたんやな」
“あの日した約束”
みんなでした約束
あのことを言った途端にシャオロンはすこし驚いていた
………..約束と言ったら、簡単なものだと思うだろう
でも、俺たちがした約束は、簡単なものだけど
当たり前のことだけど、グルッペンなりに考えた思いが入っている
それを知ってるのはごくわずかな部員だけやけど
sha「やだッ…….怖いッ」
ut「シャオロンッ!?」
俺はガバッとシャオロンの方を見る
悪夢でも見ているかのように、顔を強ばらせている
俺はそっとシャオロンの手を握る
ut「大丈夫や。俺はここにおるからッ
……早く目覚めて安心させてよ。みんな待ってるねんで?」
そう呟いて、俺は手を離す
俺だってさ
全部投げ出したいよ
あの時そのまま目が覚めなければなんて
正直思った
……でもさ
夢の中でみんなが話しかけてくれて
俺は起きなきゃって思ったんや
みんなを裏切りたくない
あんなやつと同じにはなりたくない
俺は……
絶対にッ
??「ヤッホーお久しぶり」
数年ぶりに聞いた声が俺の耳を通過する
なんで……
俺は後ろを見た
ut「兄貴ッ……」
グルッペンと共に、俺の兄貴が立っていた
コメント
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待って…。好きすぎる!涙腺何回も崩壊して周り海☆ フォロー&初コメ失礼します!