君ってさ。

🖤｢見てたら連絡ください｣

見てって言っといてずるいやん。。

ﾋﾟﾛﾝｯ

メッセージアプリからの通知が来た

【目黒です。テレビ見てくれた？】

【見ました、！びっくりしちゃいましたよ】

【ごめんごめん笑】

【テレビで言った通りなんだけど、メッセ ージじゃ嫌だから明日会えないかな？】

【分かりました。】

【ありがとう。前にあった公園で待ってるね。】

メッセージでは落ち着いた雰囲気を出しつつも内心とても焦っている

俺はどうしたいんやろ。

アイドルになる器じゃないんじゃないかな、

ただ少しその世界に興味があるだけで

アイドルのことなんてなんも知らんし、

こんな生半可な覚悟の俺がSnowManだなんて。

やっぱり断ろう。

俺にはそんなキラキラした世界ダメや。

そして翌日、公園に向かった。

目黒さんは人気アイドルということもあり、

会うのは深夜。

人がいない時間を見計らってだ。

それまで心臓バクバクしすぎておかしなりそうやったなあ、笑

いざ公園につくと、人目見ただけで分かるくらいスタイルの良い人がベンチに座って待っていた。

🖤「康二くん！」

🧡「目黒さん、」

🖤「蓮でいいのに笑」

🧡「いや、緊張しちゃうんで！」

🖤「タメ口って言ったでしょ？？」

ほっぺをふくらませて注意している

可愛えなあ。さすがアイドル

こんな俺が居なくたって余裕でもっと上に行けるだろうに、

🧡「目黒さん、俺無理やと思う。アイドル」

🖤「え、？」