真夜中のあの子

どぞ

（翌日）

目が覚めて外を見るとまだ薄暗く、朝日が少し見えている。

赤￤ん…ぁ、[目擦る]

赤￤ん、おーでぃしたぃ…ばれるかなっ…？

薬を出している間に稲荷さんが起きないように丁寧にゆっくりと行動する。

赤￤20ぐらいでいっか

大体20粒ほど取り出し、一気に嚥下する。

水￤んぁ…、？

赤￤ぅぁっ,!?

赤￤ぉ、起きました？

水￤どーしたの？

赤￤ぇと…な、なんでもｯ

体がふわっと浮いてなんにも考えられない

赤￤ぅ…ぁ…、[座り込む]

忽ち立っていられなくなる。

水￤ぇ、ちょｯ

赤￤ごめっなさ゛ぁっ！、[泣く]

水￤ぁぁ、ぇっと…ぉ、おーでぃしたの、？

赤￤ぅんっ、ごめｯ゛

水￤大丈夫。トイレ行こっか

稲荷さんは僕の体を持ち上げて歩き出す

水￤ごめんねぇ〜、苦しいかも

そういって口の中に細くて長い稲荷さんの指を突っ込まれる。

赤￤ぉぇ゛ｯ!?んん゛ｯ、！[嘔吐く]

水￤大丈夫だよ。頑張って

赤￤はぅ゛っ、ぅえ゛っ[吐く]

水￤もうちょっと出そっか

赤￤んぇ゛ｯ、ぇ゛..っ[吐く]

赤￤けほっ..ごめんなさｯ゛

水￤大丈夫、よく出来ましたっ！

水￤みんなのとこ行く？もっかい寝る？

赤￤みんなとこ…行くっ、

水￤おっけ、歩ける？

赤￤ん゛っ…[立ち上がろうとする]

赤￤うぁ゛っ、！？[転ぶ]

水￤おっと…あぶなっ[赤をキャッチ ]

水￤無理じゃん笑、おいで[手広げる]

眩しい笑顔で手を広げるその胸に飛び込む

水￤うぉっ…、どーしたの笑

赤￤えへ…っ[赤面]

水￤いいよ、いっぱい甘えなね。

水￤ぁ、あとタメでいいからね

赤￤ぅん…ぁりがと…[赤面]

少し照れながらも抱き抱えられ、敬語入らないと諭される

水￤おはよーっ

桃￤水…だよな？

黒￤まだ6時やで？

水￤早く起きちゃダメなわけ？笑

赤￤ぇっと..ぉ、俺が起こしちゃって..、

水￤赤ちゃんは悪くないってぇ、いい子だからねぇ~っ、[撫で]

赤￤うぁぁ…[されるがまま]

青￤距離縮まったなぁ…

水￤悪いですかぁ？？[煽]

赤￤ぇっと…みなさんのお名前って…？

桃￤ん？あぁ、言ってなかったか

昨日は直ぐに寝てしまったため稲荷さん以外の名前を知らない

水￤じゃあ僕からね~っ！

水￤分かってるだろうけどね[笑]

水￤水くんって呼んでねっ！

青￤仏。

桃￤水っ！

黒￤仏

赤￤…水っ？[流れに乗ってみる]

桃￤あはっ[笑]

桃￤可愛いやつだなぁっ[笑]

白￤じゃあつぎ、僕やな

白￤有栖白やでっ！白ちゃんって呼んでな

赤￤白…ちゃん？

白￤よろしくぅっ！

桃￤俺は乾桃っ！桃ちゃんとかって呼ばれてるよっ

赤￤…桃くん？

桃￤……[鼻血ﾀﾞﾊﾞｰｯ]

赤￤え゛っ…！？ちょっ、

青￤相手にせんでええよ[笑]

青￤俺は猫宮青、麻呂って読んでなぁ、

黒￤最後やな。

黒￤俺は獅子王黒。あにきって呼ばれとるで

桃￤俺らのあにきやぁっ！

赤￤んへっ…ぁにきっ！

黒￤ごふっ…[吐血]

赤￤うぁ…[涙目]

白￤赤くんが泣いちゃうぞー

黒￤ふはっ…

なんかキャラ崩壊が……((

青￤じゃ、朝ごはん食べる？

赤￤食べたい…かも？

普段はご飯を食べたいだなんて思いもしないが昨日食べたあにきのご飯が美味しすぎたから食べたいと思えた。

黒￤しゃぃっ！気合い入れて作るで~っ！

赤￤おねがいしますっ、

桃￤タメでいいってぇ[笑]

桃￤ていうか、今日はあにきと麻呂は家にいるんでしょ？

水￤僕も家にいるしっ！

桃￤うんそだねー[棒]

青￤おん、家おるで

赤￤なんにも気にしないんだ[笑]

青￤これが平常運転やからな

赤￤ぇ[笑]

白￤なんだかんだ、この短い時間で笑うようになってきたな[撫]

黒￤確かになぁ、良かったわ[キッチンから]

赤￤うん、めっちゃ楽しいから[笑顔]

ここにいていいと言われて家族のように話せるのは新鮮で楽しくて幸せだ。

水￤よかったねぇっ[抱きつく]

赤￤ぅあ゛っ、[驚]

水￤…相変わらず細いねぇ、いっぱい食べなきゃねっ[触りながら]

赤￤ぅんっ！

黒￤学校組はいかなあかんのちゃう？

白￤ぁっ！ほんまやっ！

桃￤遅刻寸前っ゛！いくぞっ、

白￤いってきまぁすっ！

水￤いってらっしゃーいっ！

黒￤ご飯できたで、食うか

赤￤うんっ、たべるっ！

黒￤無理になったら残してええからな

青￤ごはんっ、ごはんっ、[ぽえ]

赤￤……??????

水￤気にしなくていいよ[笑]

赤￤ぇ、うん…？

黒￤はよ、食べや？[笑]

水￤はぁいっ、いただきますっ！

赤￤ぅあ、いただきますっ

赤￤…✨️[食]

青￤ほんま美味そうに食うなぁ[笑]

というが、がちめに美味しいから仕方がない。

水￤美味美味ぃ~

黒￤美味やめぇや[笑]

赤￤…、[お腹いっぱい]

水￤ん、お腹いっぱいになった？気持ち悪くない？

赤￤ぅん、大丈夫。お腹いっぱいなだけ

黒￤もーいらん？ごちそーさま？

赤￤うん、ごちそーさまでしたっ

黒￤昨日より食ったな、良かったわ[笑]

赤￤おいしいんだもんっ[笑]

なんて笑いながら話していると、インターホンがなる。

青￤宅配か？

黒￤いや、なんも買ってへんけど

困惑しているとどんどんと物音がして

？￤おい゛っ！赤いるだろっ゛！

と、怒号が聞こえてくる。

赤￤ぁ、ぁっ゛…ごめっなさ゛ｯ[泣]

黒￤水、赤のこと見とってな。

水￤…ぅん

赤￤ぃや゛っ、やら゛っ

怒号が聞こえてくる度、息が苦しくなる

赤￤あぁ゛っ、やだっ…ｯ

赤￤ひゅ…はふｯ゛、

水￤大丈夫だよ、落ち着こうね

水￤青くん、警察よんで。

青￤もう電話した。

赤￤ぁ゛あ゛ｯ、ひゅ゛ｯ、

玄関から父と黒の怒号が聞こえる。

水￤…ｯ、大丈夫。きっと。

赤￤ぅ゛ｯ、んん゛ｯ、[泣]

少しずつ落ち着いてきたころパトカーのサイレンが聞こえる。それと同時に父の足音もこちらに近づいて来ているのがわかる。

赤￤やだｯ、ごめんなさ゛っ[泣 ]

水￤赤ちゃん、後ろに。[守]

青￤おい、でてけっ゛！[怒]

青￤警察も呼んであんだよｯ！はよでてけｯ！

父￤うるせぇ、刃向かってくんじゃねぇよ

赤￤とーさんっ、やめてｯ

父￤ぁ゛？お前が逃げなきゃいいんだろうが

父￤帰ってこい。お前は俺らの召使いだぞ？

赤￤はぃ゛ｯ、ごめんなさぃっ[怯]

青￤自分の息子やろ？んなこと言うなや

父￤お前にゃ関係ねぇだろ？どけよ。

口論が続くと警察が介入し、事が収まった。

赤￤はっ、ふｯ゛…けほっ

黒￤大丈夫、もうあん人おらんで。

青￤あにき、頬から血ぃ出てんで

黒￤あ、ほんまや

赤￤ぁ、ごめんなさぃ…ｯ

黒￤すぐ謝らへんの、大丈夫やから

赤￤ぅんｯ゛、

水￤いままで辛かったよねぇ…、

青￤あんな親がいれば𪀒にたくもなるかぁ、

これは同情というやつなのだろう。

赤￤…おれ、みんなすき

黒￤きゅーにどしたんよ[笑]

赤￤笑顔で無視しないで話してくれて、幸せそうで優しいみんながすき、[泣]

涙と鼻水でぐちゃゞだった顔面をもっと汚して抱きついて、それでも優しく撫でて抱き返してくれるみんなが好き。

水￤んふ、ありがとね。僕らも赤ちゃんのことだぁい好きだよ~[撫]

赤￤ぇへ……っ[照]

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なんか謎作かも？🤔💭