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『 くだらない喧嘩』
短編です。
みんながガヤガヤして騒がしい社内。
それに対してなにもツッコまない社長。
ここ、俺が所属するボイシングは本職のあんな職場よりも断然ホワイト企業と言えるだろう。
まぁ…表で出てるほどないこもあんなにキラキラしているわけではないがパワハラ、とか誰かが不快になるような事は起きない。
それだけでこっちは感謝。って感じだけど。
水「いふくーん!今日ご飯行ける?」
青「あ? わんち行けるかも。」
水「本当!?」
そう答えると、目を輝かせて嬉しそうに言ってくる。
表では青組は不仲。裏でも不仲じゃないとは言えるほどではないが別にあんな表でやってるほど互いに罵ったりしてるわけではない。
たまにバーカとか言い合うだけであって、嫌いだなんて微塵も思ってない。
青「…わんちゃんやから行けなくても怒るなよ?笑」
水「そんなの知ってますー!!ただ、今度青組の配信枠あるから、青組のなんか話作っといたほうがいいかなって。」
青「お前、裏表激しいよな。」
水「そんなことないんですけどー!!」
ピーピー文句を言われる。
「青組のなんか話を作っといたほうが。」だなんてリスナーの需要をわかっての行動なのだろうがなんか生々しい…笑
コイツは活動に楽しく本気で携わっているわけだからこういうことも平気で言っちゃうのが恐ろしい。
水「あ、ないちゃんは来るって」
青「行くわ。」
水「うぇー、即答〜…」
なんてしょうもない会話を交わしてると、先程話に出てきたないこ張本人が横切る。
それにほとけは止めて話に入らせようとしてくる。
なにか気まずげにしているとほとけがズカズカ入り込んでくる
水「なに、喧嘩でもしたの??」
青「しとらんわ、アホか。」
桃「…まろ嫌い。」
青「はぁ!?」
明らか誤解されそうなことを言うないこ。
それに対して「喧嘩したんだー!!」って騒ぎ立てるほとけ。
アカン、カオスすぎてやばい。
なんて考える間も騒ぎ立てるせいで騒ぎを聞きつけていれいすメンバー全員揃ってしまう始末。
青「アニキまで……」
黒「初兎に引きつけられてな…w」
白「なになに、喧嘩したん?」
ニヤニヤした顔でそう言ってくるもんだから軽く頭をしばいてやるといてって笑ってた。
しょにだってたまに変なとこがあるから扱いづらい。
赤「どーせまろが盛んでないくんに手を出したんでしょ。」
桃「りうらくん???」
水「なーんだ、そんなことか。」
桃「ほとけくん???」
コントみたいなくだりをする地方組( ドM組 )。
思わずはぁ、だなんて感じ悪く溜息ついてしまう。
それに面倒くさいいむしょーが反応して俺にぐちぐち言ってくるがそれを無視して、俺のデスクの方へ歩き出そうとすると、肩を掴まれる。
どうせほとけかその辺だと思って、面倒くさそうに振り返るとその腕の主はないこだった。
桃「…、メシ来なかったらしばくから。」
青「はいはい、行きますよー。」
水「やったー!!3人でいっぱい食べようね!」
桃「ライブ前だから控えめにね…笑」
青「それはお前だろ。」
なんて言うと、俺のことわりかし本気で殴ってくる。
グーに握りしめられたその拳が真っ赤になるまで俺の体を殴ってきた。
end