こんにちWA
続きが思い付いたのでかきます
『』fw
「」kid
あれから不破さんと付き合って結構たったけど、以外と進展はあった。
といっても、ほんとに少しの時間。僕と不破さんの休みが合えば、その日は思いっきりいちゃいちゃして、好きって言い合って、そう言う行為もして。僕が好きって初めて言ったときは、不破さん跳び跳ねて喜んでたっけ。
でも、それもうまくいかなくなった。
理由は僕が本格的に桜魔の研究で忙しくなったから。桜魔にいっては帰ってきて、時には一夜漬けで魔の研究をしたことだってあった。次第に不破さんとの連絡は途絶え、現世でもあまり話さなくなった。やっぱりそうだ。やっぱり僕を捨てるんだ。不破さんは進展なんかしなくていいっていってたけど、ある程度の距離がなくなったら、僕を引き剥がして、また違う人のとこにいっちゃうんだ。
いや、違う
引き剥がしてるのは、
僕の方だ。
収録の日も不破さんに何て話せばいいか分からなくて距離をおいて、遊びの連絡も研究で忙しいから何回も断って。
こんなんで進展もこうもあるか。でも、やっぱり
「好きなんだ….」
❲ふーんじゃあ別れれば?それか仕事やめれば?❳
さっきまで全く持って興味を示していなかった長尾が口を開く
「僕の話聞いてた?好きだっていってんじゃん」
❲でも仕事もやめられないんだろ?❳
「…」
❲そんな進展もない中途半端な形で付き合ってたって不破さんも生きづらいだけだろ❳
❲それにお前だって思ってるんだろ?自分で不破さんを引き剥がしてるって❳
❲いつか捨てられるって思うんなら、先に自分から離れとけば、お前も少しは楽だろ、❳
「そんな言い方…!」
❲まぁ俺は、不破さんが晴のこと捨てるとか考えられねぇけど、てか捨てたら殺すけど❳
こいつは辛辣だけど、以外と痛いところを突いてくる。そうだよ、こんなに不破さんのことを避けたまま付き合ったら、一番苦しいのは不破さんじゃん
「長尾ありがと、僕決めた、僕、不破さんと別れるよ。」
覚悟を決めて僕は夜中、話があるといって不破さんを呼び出した
ダイニングチェアに座ってもらい、僕は深呼吸をして不破さんに準備してきた言葉を伝える
『どしたん?話って』
「不破さん、あなたは、僕と一緒に付き合ってみてどうですか?」
『んえ?楽しいで?お前と付き合えるなんて思っとらんかったから、めちゃくちゃ幸せ。』
「….僕は、そうは思いません」
震える手を見つめ、必死で涙をこらえる
『…は、?』
「不破さん、僕と、別れてください…」
不破さんは瞳孔を震わせて目を大きく開き僕を見る
『なんでや、』
「…」
『なんでやって聞いとるやん!理由は?!』
不破さんはそう言うと椅子から立ち僕の両肩をつかみ思いきり揺らして理由を問う
でも、僕は口を割らない
こんな理由で別れを告げたらきっと不破さんは許してくれないから。
別れたくなんかないよ、不破さん。
今でも好きだよ、大好きだよ。
『俺のこと嫌いになった?なったならそうって言えよ!』
「…」
こう言うときに限って嘘でも嫌いと言えない自分に腹が立って、思わず殴りたくなる。
僕はそれでも下を向いたまま歯をくいしばる。だから不破さんの表情はわからない。けど、僕の両肩に込められた力が、ものすごく怒っていると教えてくれている。
『ふっざけんな!』
そう言い離された肩が、勢いのあまり後ろに思いきり下がり、ゴンと音をたてて壁にぶつかる。
すると不破さんの表情が一気に変わり顔を青ざめて言った
『あっ…ごめ…』
「…」
さっきまで小さかった風の音が大きく聞こえて、紫とピンクのメッシュを揺らす。
暫くすると理性を取り戻し冷静になった不破さんが僕に問いかける
『なぁ、何で別れてなんて言うん?俺、お前に俺と居て楽しいって、俺のこと好きだって、言ってくれるためにここまで頑張ったんよ、?』
『俺、誰でもいいなんて言わん。晴がいいんや』
「…」
『だから、俺、お前に好きって言われたとき、ほんとに嬉しくて、これで、やっと、やっと晴の隣にいれるって、思って、』
『でも、多分、あれも俺を喜ばせるためにやってくれてたんよな?ごめんな、俺、勝手に勘違いしてて』
『俺、晴を幸せにさせたかったんや、でも、やっぱ俺には無理みたいやな。』
大好きな彼にこんなことを言わせてしまった。罪悪感で押し潰されそうだ。
恐る恐る彼の顔を見ると、笑っていた。目に涙を滲ませて、一生懸命に、笑顔を張り付けて。
『じゃあな晴。絶対幸せになれよ』
そう言い不破さんは席を立つ。いいんだ。これでよかった。そう思ってた。
でも、そういったのは心だけで、体はそれを許そうとしなかった。
いつの間にか僕は頬を濡らし、必死に不破さんの腕をつかんで言った。
「…好き」
『…え、?』
「好き、好き、大好き。」
『…晴…?』
「嘘なんて付くわけ無いじゃん、馬鹿。バカみなと」
そう言って僕はきつく不破さんをきつく抱き締めて本当のことをすべて話した。
すると僕の腰に不破さんの手が回って来て、
『嫌われたと思った。』
「嫌うわけないでしょ。大好きだよ。」
そう言うと僕の口になにか柔らかいものが当たった。
やっぱ不破さんじゃないとダメだな、と呟くと、不破さんが何を言ったか聞いてくるから、僕は教えない、と言ってまた不破さんを抱き締めた
「すぐにじゃあなとか言わないでよ」
『だってもうむりやとおもったから』
「そのときは最後まで粘ってよ」
『わかったよ、』
『でも次別れろとかいったらブチ殺す』
「怖すぎでしょ笑」
『それくらい好きなんよ、晴のこと』
「僕もですよ、不破さん」
『知ってる。』
「うるせぇ」
『にゃはは、』
どうですか?
落ちがあれな気がするけど、
ハートたくさんほしいなぁ
ハートとコメントよろしくお願いします🙇
コメント
2件
更新ありがとうございます!!!!!!主さんの作品大好きです!!!!続きも楽しみに待ってます!!(`・ω・´)ゞ