テラーノベル
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カーテンの隙間から、やわらかな朝の光がリビングへと差し込む。
ぷりっつがゆっくりと目を開けると、真っ先に目に飛び込んできたのは、自分を取り囲むようにして眠るメンバーたちの姿だった。
右隣ではあっきぃがぷりっつの手を握ったまま「すやすや」と幸せそうに寝息を立てており、左隣のまぜ太はぷりっつに布団をしっかり掛け直してくれた姿勢のまま固まって寝ている。足元にはあっと、少し離れたところにはちぐさとけちゃが、いつでも動けるようにブランケットにくるまって横になっていた。
昨日の夜、不安でパニックになった自分を誰一人として見捨てず、朝になるまでずっとそばに居続けてくれた仲間たち。
(……みんな……)
ぷりっつの胸の奥に、じんわりと温かいものが広がっていく。
そっと息を吸い込んでみる。昨日のような胸を刺す苦しさはもうない。
抱きしめている5人のぬいぐるみを見つめ、ぷりっつはぎゅっと腕に力を込めた。瞳には、少しずつだが確かな光が戻り始めていた。
(もぞもぞ……)
ぷりっつが体を起こそうとすると、その小さな動きを察知したあっきぃがパチッと目を開けた。
あっきぃ 「……ん……ぷりちゃん……? おはよ〜!」
あっきぃの声で、まぜ太やちぐさたちも次々と目をこすりながら起き上がる。
まぜ太 「……んあ……ぷりちゃん
体調はどうだ!?」
けちゃ 「ぷりちゃんおはよう! 気分、悪くない……?」
ちぐさ 「おはようーみんなー!」
あっと 「ぷり、おはよう」
みんなが心配そうに、けれど飛び切りの優しさを含んだ瞳で自分を見つめてくる。
ぷりっつは、ぎゅっとぬいぐるみを胸に抱えたまま、みんなの顔を順番に見つめた。
そして――昨日までの強張った表情が嘘のように、小さく口元を緩めると、ハッキリと首を縦に振った。
ぷりっつ 「……おは……よ……っ」
かすすれ声で、小さくて、途切れ途切れな声。
けれど、しっかりと自分の口から紡がれた「おはよう」の言葉。
その声を聞いた瞬間、メンバー全員の時が止まった。
あっきぃ 「……っ! ぷりちゃん……今、声……!」
まぜ太 「喋った……! ぷりちゃんが喋ったぞ!!」
ちぐさ 「ぷりちゃんのおはようだー!!」
けちゃ 「すごーい! ぷりちゃん、おはよう! おはよう!!」
あっと 「……ったく、驚かせやがって……おかえり、ぷり」
あっきぃが耐えきれずにぷりっつへ飛びつき、抱きしめながら「よかった、本当によかった……!」と涙ぐむ。まぜ太も頭をワシャワシャと撫で回し、ちぐさとけちゃは飛び跳ねて喜び、あっとは安堵の笑みを浮かべていた。
みんなの熱い抱擁と喜ぶ声に包まれながら、ぷりっつはあっきぃの背中にそっと手を回した。
長かった暗い夜が明け、本当の朝が、6人のもとにやってきたのだった。
かいり@りぃととペア画中
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コメント
1件
「おはよう」の一言に、こんなに胸が熱くなるんだなあ……。ずっと声を失ってたぷりっつが、みんなに見守られながら小さく絞り出したその言葉、本当に尊かった。あっきぃが飛びついて泣くシーン、まぜ太のワシャワシャ撫で、あっとの「おかえり」……どの反応もぷりっつへの愛で溢れてて、読んでてこっちまで泣きそうになった。暗い夜を越えた朝の温かさ、しっかり受け取ったよ🌙