【第3話】
(♡←モブです ☆←先生です)
♡¹『え!何あの子可愛くない?!』
♡²『ホントだ、モデル?転入生かな。』
この見た目だから早速、注目の的になってる…。
まだ皆は僕が『男』って事に気付いてないっぽい。
🩷『少し安心してしまう。。。とりま、職員室に迎おう。』
―数分後―
🩷『この学校広いょぉぉお‼️誰か生徒さんに聞くしかないか…。 あれ、あの人腕に”風紀委員”って付いてる。』
知り合いでもない人に話しかけるのは、いつになっても慣れない。
でもここは、勇気を出さないと。
🩷『よし。 すみません!』
💙『ん、どうした?』
🩷『今日転入してきたばっかで、職員室の場所が分からなくて💦』
💙『あーね。今は…生徒ちょうど居ないし案内するよ』
🩷『有難う御座います(嬉泣)』
優しい人だなぁ。
🩷『あの、クラスと名前聞いてもいいですか?』
💙『なに?新手のナンパ的な?』
🩷『え?あっそういうつもりなくて、』
💙『嘘だよ笑 私は3年B組の”神崎 藍”。』
🩷『びっくりした~>< って、3-Bってことは僕と一緒じゃないですか!!!』
💙『あ、ほんと?機会あったら話そ』
🩷『はい!あ、僕は”鏑木 凛”です!』
💙『凛…凛かぁ。男子なのに女子みたいな名前してんな。』
え、この人僕が男って事に気付いてたの?
いつから?(困惑)
🩷『よく言われます汗 あの、女性でも無いのにスカート履いてる僕に違和感とかないんですか…???』
💙『なにいってんの?違和感も何も無いわ。ほら、着いたよ。ここが職員室、覚えておいて2度説明するのは面倒臭いから。』
🩷『は、はい!有難う御座います』
💙『ん』
神崎さん…女性っぽくない性格だな。
良い意味で一緒にいて楽そう。
🩷『3-Bに転入してきたのですが、椎名先生はいらっしゃいますか?』
☆『あ~!こっちこっち!職員室遠かったでしょ、ごめんね~案内できなくて💦』
🩷『いえいえ、たまたま同じクラスだった神崎さんに案内してもらいました!』
☆『え!藍ちゃんが?!嘘…あの子人に案内とかする子だったの…(驚)』
先生がこんな驚いてるって事は普段は案内とかしない感じなんだろうな、なんか神崎さんのあの雰囲気なら分かる気がする。
☆『藍ちゃん、冷たそうに見えて本当は優しいから仲良くしてあげて笑笑』
🩷『はい!頑張ります❤️🔥』
☆『もうそろ朝のHR始まるから教室行こっか!緊張するでしょ~』
🩷『はい…泣』
☆『大丈夫だよ。なんてったって初日から藍ちゃんと話せた人なんだから。』
🩷『(神崎さんってそんな人と話さないのか…???) そ、そうですね(?』
なんて椎名先生と話してたら気付けば扉の前に着いていた。
☆『じゃあ、先生 先入るから呼んだら来てね!』
僕は軽く頷く。
ガララ…
☆『はーい、皆静かにー。席に着いて~。えーっと今日からこのクラスに仲間が増えます!入ってきて~』
🩷『北川高校から来ました。”鏑木 凛”です。宜しくお願いします!』
皆がザワザワしてる。汗が止まらない。フラッシュバックしそうだ。
☆『と言う事だから皆任せたよ~!
席はね~、おぉちょーーーど藍ちゃんの隣空いてんじゃん♡ じゃあ、あそこが凛の机ね』
💙『げっ。』
先生の声でハッとする。
🩷『は、はい!』
僕は席へと向かい、着席したと同時に隣から
『よろしく』
と言う低めの声が聞こえてきた。神崎さんだ。
🩷『うん!こちらこそよろしく!』
っと言うと神崎さんはそっぽ向いてしまった。
🩷『(冷たいなぁ)』
でも、神崎さんの隣ってなんだか心強いかも。なんて思っていたらちょうど授業が始まるチャイムが鳴った。
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やっと、神崎ちゃん出てきたね🪼
他のみんなも早く出したいな♪
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