skm Side
めめに告白されて振るつもりだった。
めめは顔が良いジャニーズに居ても目立つ方だし、優しいし、何事にも真面目だし、
けど、俺らは恋愛には厳しい仕事だから、デビューするためには断らなきゃいけない。
なのにっ
めめの熱い眼差しが、俺の胸を焦がすように俺を見るから、
なんだかいつもの目黒蓮には思えなくなってきて、、
まぁいいか、めめもすぐ俺に飽きるだろう
そう思い
🌸「しょうがねぇな いいよ」
めめに返事をした。
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mgr Side
佐久間くんと付き合い始めて、さらに佐久間くんに対して意識するようになった。
今まではこんな事なかったのに、、
彼女ができても一緒にいたいとか、めちゃくちゃに抱きたいとか、そんな事思わなかった。
セックスも淡白な方で告白されるのも、振られるのもいつも自分だった。
けど今はどうだ。
始めて自分から告白して、
こんなに人を愛す日が来るなんて思いもしなかった
佐久間くんといれる事を幸せに思いながらも、その裏で失ったらどうしようと不安も抱えてしまう。
⚫️「もう佐久間くん無しじゃ、生きてけない…」
🌸「なにそれ笑 中毒じゃん」
俺の膝の上に座る佐久間くんは笑いながら俺の頭を撫でてくれる。
⚫️「ちゅーしたい。ダメ?」
🌸「楽屋だからね、ダメ」
楽屋といったって別に2人きりだし良いんじゃ…
はっ!
楽屋じゃダメなんだったらっ… チャンスじゃ…
⚫️「じゃあ今日、俺の家来てよ」
🌸「いいの?行きたいっ」
ワクワクした目で俺を見る佐久間くんがなんとも可愛らしい。
🟣「はよーーっす…ってなんで佐久間めめの上に座ってんの?」
せっかく二人だけだったのに、、
🌸「えっと、、そのッ〜〜//」
なにその顔、、
俺知らないっ! くっそぉ!俺だけが見たかったその顔
どうしようと言うように俺の目を見る佐久間くん
お助けしますよ、大事な恋人のためなら
⚫️「癒してもらってたの、佐久間くんに」
🟣「へぇーえ、コイツに? 癒されないだろ」
癒されるに決まってるだろっ 俺の1番の特効薬だわっ
🌸「おい 失礼だぞっ笑」
すぐにいつもの調子に戻った佐久間くん。違う所と言うなら耳元とうなじがちょっと赤い、、
──意識してんじゃねぇか そっちも、、
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⚫️「上がって、ちょっと散らかってるけど」
約束通り俺の家に佐久間くんを招き入れる
🌸「ありがと」
佐久間くんが俺の家に、、
何ていうか、すごい
新鮮っ!
🌸「相変わらず片付け苦手なんだね」
想像通りなのか目を細めながら笑う
しまった、もっとカッコいい恋人でいたかったのに、
初っ端からダメダメだぞ目黒っ!
⚫️「佐久間くんほどじゃないし、」
🌸「俺もだけどさ、
一緒に片付けよ」
嘘でしょ? 家でのイチャイチャをどれだけ楽しみにして来たと思ってんの!
🌸「ねっ」
うぐっ……そんな可愛く言って断れるわけないじゃん
🧹📦️ーー💨
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⚫️「終わったーーっ」
🌸「終わったねぇ」
あんだけドタバタしてたのに
汗一つ見せない佐久間くん…
さすが体力オバケ
⚫️「喉渇いたね、コーヒーでも出すよ」
🌸「あっその…
⚫️「?どうかした?」
🌸「俺、コーヒー飲めないんだよね、、」
えっ?
⚫️「嘘でしょ、、」
🌸「ごめん、お前は好きだもんなっ、その、
⚫️「そんな可愛い情報知らなかったッッ!!」
いい大人がコーヒーを飲めないだとっ!!
なんで言ってくれなかったの!?
可愛いにも程がある、、!
🌸「めめ、?大丈夫?」
⚫️「大丈夫だと思いますか?こっちはあまりの衝撃に耐えられてないんです」
🌸「ごめん、なさい?」
⚫️「よろしい。 コーヒー飲めないなら、、オレンジジュースならあるけど飲む?」
🌸「飲むっ」
オレンジジュース好きなんだぁ♡
なんて赤ちゃん舌
⚫️「佐久間くんって砂糖たっぷりの甘いコーヒーも飲めないの?」
🌸「うん、、苦手なんだよねぇ あっカフェモカは好きだよ」
それコーヒーでも一番甘いやつっ!!
⚫️「ホントに俺より年上?なんか中学生にしか見えない、、」
🌸「俺後ちょっとで30っ!!」
2end
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