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#鬼ごっこ
ゆりは
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# 第22話
✨「思い出した名前」✨
潔の手が震える。
写真の中。
幼い自分の隣で笑う少年。
その顔を見た瞬間。
忘れていた記憶が溢れ出した。
公園。
夕焼け。
サッカーボール。
『潔、また勝負しよう!』
『負けねぇよ!』
笑い合う二人。
潔「そうだ……。」
思い出した。
あの少年は。
潔「……士道。」
翌日。
食堂。
全員が固まる。
蜂楽「え?」
玲王「士道?」
千切「まさか。」
凪「意外。」
凛だけが険しい顔をした。
潔「昔、公園で何度か会ってたんだ。」
その頃はまだ小学生。
偶然同じ公園でボールを蹴るようになった。
何度も勝負して。
何度も遊んで。
でも。
ある日を境に会わなくなった。
潔「それ以来だと思う。」
その時。
ガチャ。
食堂の扉が開く。
全員が振り向く。
そこにいたのは。
士道龍聖
士道「おはよー♡」
いつも通りだった。
いや。
いつも通りすぎた。
蜂楽「絶対違うだろ。」
玲王「逆に怪しい。」
士道「何が?」
凛が立ち上がる。
凛「お前。」
士道「ん?」
凛「潔に何した。」
食堂が静まり返る。
士道は数秒。
ぽかんとしていた。
そして。
大爆笑した。
「はぁ!?」
「オレがストーカー!?」
士道は腹を抱えて笑う。
「んなわけねーだろ!!」
潔たちは顔を見合わせる。
演技には見えない。
士道「つーか潔。」
潔「?」
士道「お前、思い出したのか。」
その瞬間。
士道の目が少しだけ真面目になる。
潔「……。」
士道「懐かしいな。」
潔は確信した。
昔のことを覚えている。
でも。
士道は犯人じゃない。
少なくとも。
あのメッセージを送っている人物ではない。
その時だった。
ピコン。
潔のスマホ。
全員の顔色が変わる。
新着メッセージ。
『やっと思い出したね。』
潔「!!」
士道も画面を見る。
次の瞬間。
士道の顔から笑顔が消えた。
『でも。』
『まだ僕のことは思い出してない。』
部屋の空気が凍る。
そして。
最後のメッセージ。
『ヒントをあげる。』
送られてきたのは一枚の写真。
そこには。
幼い潔。
士道。
そして。
もう一人の少年。
潔「……誰だ。」
士道が目を見開く。
珍しく動揺していた。
士道「なんでアイツの写真持ってんだ……?」
玲王「知ってるのか!?」
士道は写真を見つめたまま呟く。
「コイツ……。」
「ブルーロックにいるぞ。」
全員が息を呑んだ。
犯人は。
もっと近くにいた。
世界線ぶっ飛んでますけど
気にすんな?
士道の知るもう1人とは!?
コメント
1件
おお、第22話読んだわ……! 潔がようやく昔の記憶を取り戻して、その相手が士道だったって流れ、胸熱だったね。「士道=犯人」じゃなかったのも意外で、あの大笑いには逆に信用できるものを感じたよ。 でも一番ゾクっと来たのは、最後のスマホのメッセージと写真だよ。「まだ僕のことは思い出してない」って……しかも写ってるもう一人の少年がブルーロックにいるって、やばすぎるでしょ! 犯人はまだ近くにいるってことか……次の展開が気になりすぎる🔥 続き待ってる!