ぺいんと
◇
こんにちはナマエです!!突然ですがぺんちゃん浮気ドッキリを仕掛けようと思います!!
やり方は簡単!まずしにーに連絡をします!
『しにー!浮気ドッキリするから付き合って!』
🟪『いいですよ〜!なにすればいいですか?』
『5分後に“また遊ぼうね!”とか、会ってなにかをしてたっていうのを匂わせる文送って!!』
🟪『了解です!どうなっても知りませんからね!』
これで準備は終わり!
隣にぺんちゃんがいるので、スマホを見えるように机に置いて、5分経つのを待つだけ!!どん〇衛をつくるくらい簡単!!
◇
5分後。
ぴろん。
あ。しにーから連絡〜!!
っと、反応せずに目はテレビを向けたままで……!
「ナマエ、誰かから連絡きてる………、……は?」
きた!きたぞ!!
「ん、ほんと?ありがとう〜」
なんでもない事みたいにスマホに手を伸ばすと、 ぺんちゃんが私の手首を勢いよく掴んだ。
「ねえ」
いつもの明るい声はどこに行ったのか、今ぺんちゃんから聞こえる声は低くて暗い。
それに、手首も痛い。しにーったら、どんなこと送ったの?
のんきに考えていると、ぺんちゃんが私のスマホを取った。
「なにこれ」
私のスマホの電源をつけて、画面を見せてくる。
「……あーーーー…っと……」
画面に映っていた文字は、
🟪『この前は楽しかったですね〜! 』
🟪『またホテル行きましょ!!』
…し、しにー…??私ここまでとは言ってないよ…?????
「どう説明すんの?」
「っええと、」
「やっぱいい。言い訳いらない」
はぁ、とため息をついて、ぺんちゃんは私を軽々と持ち上げた。
どこに行くのかと聞けば、浮気する悪い子にはお仕置しなきゃね、と。
……つまり私の腰が死ぬわけで。
「ま、ちょ、ぺんちゃん、」
「うるさい」
噛み付くようにキスをして、離れたかと思えば首筋に痛み。
「ぃ゙、」
「浮気できない身体にしてあげるから、覚悟しててね」
みんなは浮気ドッキリなんてしないようにね…!
◇
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