この作品はいかがでしたか?
495
この作品はいかがでしたか?
495
5話「看病」
頭にひんやりとしたものが触れ、俺は目を覚ました。
R「ん”…?」
Z「あ、おはよ、ロボロ。調子はどうや?」
R「頭ガンガンするし喉も痛いし…
あとすげぇだるいわ…」
起きたらそこにはゾムがいた。
俺が寝てしまってから来たのだろう。
まだ服に外の香りが付いていた。
Z「ふ〜ん…吐き気はするか?」
R「ちょっとだけ…」
Z「少し落ち着いたら病院行こうと思ってるから」
R「ん…」
Z「学校終わったら大先生達も来るって言っとったで?」
R「別にええのに…」
Z「皆ロボロが心配なんやろ」
R「それは…申し訳ないな…」
Z「?心配すんのは当たり前やろ?仲間なんやから」
R「…笑 ありがとう。そう言われんの…嬉しいわ…」
Z「これからも何度も言ったるわ!やから、まずは風邪治さな」
R「うん…」
ああ、温かい。
俺はええ仲間に出会えたんやな…
…あー、死にたくないなぁ…っ笑
もっと、こいつらといたいなぁ…笑
…ロ …ボロッ…
ロボロ!!
R「っ!…ゾム?」
U「ちゃうわ」
Z「大先生達来たで」
C「ロボロ〜!大丈夫なんか!?」
S「チーノ声でかい」
C「ぁいだっ」
R「…」
何でこいつらがここにおんねや?
まだ学校終わってないやろ…
K「何やその顔は!!見舞いに来たんやぞ〜!!??」
うっわ、こいつ声でっっかぁ…
R「今、何時…?」
T「もう、昼の1時やで?」
E「今日学校半日だったんですよ、やから学校終わりに来ました!」
窓の外を見ると確かに太陽は真上に登っていた。
S「あ、俺風邪薬持ってきたんすよ」
T「ナイスか?」
R「せや、病院…」
俺は急いで起き上がろうとしたがすぐ止められてしまった。
Z「あー!お前その調子じゃ病院まで行けれんやろ?それにショッピが風邪薬持って来てくれたみたいやし、取り敢えずそれ飲んで様子見ようや」
S「そうっすよ?」
R「俺は平気やで、?」
流石に病院行かんのはまずいんちゃう?
確かにちょっとフラフラするけど…
C「無理せんといて…?」
心配そうに俺を見るチーノ。
いっつもそんな顔せんやろお前
T「そうや!平気なフリはええねん!!」
R「フリやないし…ゴホッ」
U「ほらまだ咳出とるやん!寝ときって!」
そう言いながら俺を寝転ばせる。
俺の視界にはまた天井が映る。
R「また病室は…いやや…」
遠ざかる意識の中で小さく呟いていた。
E「”また”…?」
コメント
2件
最近テラーログインしてないから遅れたけど、、、 相変わらずの神作ありがとうございます😊 あとあけおめ!