この作品はいかがでしたか?
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6話「隠し事と賑やかな仲間」
※今回はzmさん視点です
Z「なぁ、俺思うんやけどさ、ロボロってなんか隠し事しとるくない?」
S「あっそれ!俺も思ってました」
E「さっきの”また”が気になりますね…」
K「またっちゅーことは前にも病室におったって事やんな?」
T「でもみんな病院は入るくない?」
U「たしかし」
少し考えるかのように間が空く。
C「…俺ずっと気になってたんやけど、あそこの机の上にある大量の薬…あれなんなん?」
Z「確かに…俺も知らんな…」
U「えぇ?ゾムでもしらんの?」
チーノが机の上を指差し、皆が一斉にそちらを向く。
なんかあの大量の瓶…いっつもロボロが飲んどるやつに似とるな…
K「まさか…!」
T「ん?どうしたんやシッマ」
コネシマがなにか気づいたような反応をする。
K「薬物乱用…っ!?」
コネシマがわざとらしく後ろに下がる。
何やその顔
Z「んなわけないやろ?」
S「流石にそれはないんちゃう…?」
T「なにふざけてんねん」
K「ふざけてへんって!」
E「…なんかの病気の薬…とか?」
コネシマの発言を皆が否定している中、エーミールが静かに呟いた。
C「…病気?」
E「これは私の勝手な考えですけど…そういう気がして…」
考え込むように下を向くエーミール。
確かにそうかもしれん…
ロボロが今までしていた行動も、あまりにも不審だった。
わざわざ隠れて薬を飲む所、泊まらせてと言っても首を縦に振る事は無かった事。
T「ロボロってよく咳き込んどったよな?」
Z「そうやな」
T「俺今までその事ずっと聞けてへんかったけど…
思い返すと、ロボロ俺らに何か隠してそうやない?」
数秒間沈黙が出来る。
ロボロの寝息だけが、部屋に響き渡る。
S「ロボロさん…なんか挙動不審な時ありましたしね…」
やっぱロボロは隠し事しとるように見えるんやな
R「…んん……」
ロボロがゆっくりと起き上がる。
Z「あ…おはようロボロ」
R「すまん、また寝とった…」
U「体調悪いのはしゃーないやろ」
C「あの鬱兄さんがロボロを気付かって…!?」
U「うっさいわ!!」
Z「調子はどうや?」
まだ顔熱いみたいやし…安静にしとくべきやな
R「寝たら良くなったわ。ゴホッ」
T「どこがやねん、てか薬飲んだか?」
あ、ショッピの薬渡してへんかった。
Z「薬渡して無かったわ、はい」
R「なんやそれ…」
テンションを見る限り、まだ調子が悪そうだ。
大丈夫やろか…?
R「あ、水…」
そう言って起き上がろうとするロボロ。
慌てて皆で止める。
S「あー!俺取ってくるんで起き上がらんとってください!」
R「いや水くらいは…」
K「あーうるさいうるさい!!お前はベッドから出んな!!!」
U「お前の方が数倍うるさいわ」
T「お粥作って来たるわ」
Z「おかんか?」
E「おかん…笑」
C「あっ、ショッピ俺もついてくー!」
S「いやお前来る意味無いやろ…」
なんともカオスである
全員に押さえつけられ、ロボロは嫌そうに顔しかめるもまだ体調が悪いせいか、大人しく言うことを聞く。
S「はい!ロボロさん水!」
C「俺のもあげる!」
Z「2個も要らん。」
U「あっ、チーノ俺にもちょうだいや」
満面の笑みのチーノの手から大先生が飲み物を奪い取る。
C「ロボロに飲ませたかったのに…」
U「んぁ?…ぅ”え”っ!?なんこれかっっっらっっっ!!!!!」
大先生が1口それを飲んだだけで飛び跳ねる
C「んふふwwwwww辛いー?w」
U「あ”ぁ”っ!?てめぇやりやがったなぁ!!??」
そう言って笑いながら逃げるチーノ。
そのあとを大先生が追いかける。
マジであいつら何してんの?
T「おいチーノ、病人に飲ませようとするもんちゃうぞ!」
R「ありがとうショッピくん」
C「ちょっ、トントンやめて!!殴らんといて!!」
U「う”ぇ”ぇ”っ!!!」
K「お前まだ悶えとんか」
E「水あげます!」
U「う”ぉぉ”…エーミール、お前ええやつやな…」
E「普通では…??」
Z「他のやつがヤバいだけやねんな」
K「お前じゃい!!」
R「ちょ…コネシマうるさい…」
K「すまん!!!!」
さらに声量を上げるシッマ。
コイツ日本語知らんやろ。
S「あ、もう夕方や」
C「俺ら帰らんとな〜」
T「ほんまやな。また来るわ、ロボロ」
R「ん…ありがとな、皆」
U「…当たり前やろ〜!」
Z「俺このまま泊まってくわ」
R「え?」
E「分かりました、では私たちはこれで…」
K「またなーロボロ!!」
T「うるさいっつーの」
K「いでっ!!」
それぞれこちらに手を振って玄関を出ていく。
最後までうるさいやつらやな。
Z「ロボロ汗かいとるやろ?風呂入ってき」
R「おう…」
2人残された部屋には多少の間ができた。
さっきのやつらがうるさかったせいか、部屋が静かだ。
思えばロボロの部屋やけに散らかっとるな…
普段のあいつは整理整頓が上手い。
しゃーねーなぁ…俺が片付けといたるか…
そう思い腰をあげる。
ふと、机の上にある紙に目がいった。
Z「メモ…?ノートか」
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡500
コメント
4件
最高の言葉以外出てこない…語彙がねぇ~んだが?
最高すぎる😭👏✨続き待ってまーす!(*ˊ˘ˋ*)