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「あの日無くした”大切”な物が帰って来るまで。」
ワンク
本人様に関係ありません
迷惑行為おやめ下さい。
パクリ、参考禁止
似たのがあってもパクってません。
通報禁止
キャラ崩れあります。
投稿頻度遅いです。
いじめ表現あります。
地雷さんさようなら
運営さん消さない出ください。
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sha side
「んん”〜…」伸
「学校、か、…」
あのことがあってから、俺は”学校を嫌う”ようになった。
その日に、”大切”なものを失った。
「もう、いっその事、世界なんて
無くなればいいのにな…」
ボソリと呟いてから、気ダルい体を起こす。
「…はぁ…」
自然と溜息が出る。
「よし、準備出来た…」
がちゃりと音を立てながら玄関を出る。
「…あ、」
ふと、目に映った。
大嫌いな彼
「あれぇ?しゃけじゃん?」
軽く背中を叩きながら言ってくる。
「なんだよ、てか、叩くのやめろっていつも言ってんだろ」
ついキツく当たってしまう。
「とか言って叩かれるの好きな癖に〜」
煽りながらツンツンしてくる。
ほんとにウザイからやめて欲しい。
「やめろ、ウザイって言ってんの」
「酷いなぁ」
彼、Akiraは嫌いな人。
過去に、ちょっとした問題があってから嫌いになった。
それまでは、”大好き”だったのに。
「てか、俺に関わんなよ」
「俺はお前のことが嫌い。」
「しゃけってば冷たいな〜」
ニヤリとしながら言ってくる。
いつまでもウザイやつ。
「ガチダルい。」
「しゃけってノリ悪いな〜」
「ノリとかと問題じゃね〜だろ」
この一言を放ってから俺は、Akiraから逃げるようにスピードを増した。
「待ってよ〜!」
追いかけて来ている声がするけどそんなことは無視をして歩いていく。
「ガチなんなの…」
ボソリと鋭い言葉を放ってからも、スピードを増したまま歩いていく。
「はぁ…」
溜息をこぼしながら学校に着く。
「あ、!シャークんさん! 」
ヒラヒラと手を振りながら俺の方に走ってくる。
「あ、ピヤノ…」
ヒラヒラと手を振り返しながらピヤノに近づく。
「…?元気ないですよ?大丈夫ですか?」
みんなには、Akiraが嫌いなこと、虐められてること、大切な物を無くしたことを伝えていない。
「ん、?あぁ、寝不足なだけ。」
嘘を作る。
「…本当ですか…?」
大丈夫?と言いたげな表情をしながら首を傾げてくる。
「ほんと、平気だから」
「なら、いいんですけど……」
「無理だけは、しないでくださいね…?」
独り言を呟くかのような声で言ってきた。
「わかった。頑張るよ」
そう、嘘を着く。
ガラガラガラッ
音を立てながら教室に入る。
バシャーンッ
ポタポタ
バケツが降ってきて、雫が滴る音が鳴る。
「…ほんとくだらない…」
ボソリと呟く。
周りには笑ってる人だらけ。
こんなことをやるのは一人しかいない。
そう、嫌いなあいつ
「クスクスッ」
__Akiraだけ。
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