雪乃 はなです。
snowmanの小説です。
夢主の生理について書くので苦手な人は見ないでください。
タイトルは、です。
9話完結になります。
では1話の始まりです。
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タイトル:気づいてくれた人
朝のスタジオ。
Snow Manのメンバーが集まって、今日もリハーサルが始まる。
みんなの笑い声が響く中、〇〇は少しだけ俯いていた。
お腹が重たくて、集中できない。
でも、誰にも言えないままストレッチをしていると——
「〇〇、なんか元気ないな?」
ふっか(深澤)が少し離れた場所から声をかけてきた。
「え、ううん、大丈夫だよ」
いつものように笑おうとするけれど、声が少し弱い。
深澤はそれを見逃さない。
「ほんとに?顔色悪いぞ。熱でもあんのか?」
「大丈夫…ちょっとだけ、お腹が痛いだけで…」
〇〇が答えると、ふっかの表情がすぐに変わった。
「もしかして、あれか?」
少し小声で、周りに聞こえないように。
〇〇は、恥ずかしそうに小さくうなずく。
ふっかは一瞬だけ「なるほど」と頷き、
気づいたらスタジオの隅のスタッフに何か耳打ちしていた。
数分後、小さなブランケットと温かい飲み物を持って戻ってくる。
「これ、借りてきた。冷やすとつらいだろ?」
差し出されたカモミールティーの湯気がふわりと立ちのぼる。
「ありがとう、ふっか…」
〇〇が受け取ると、彼は少し照れたように笑った。
「いいって。俺、姉ちゃんもいるし、こういう時どうしたらいいかくらい分かるんだ。
無理して笑うより、ちゃんと休めよ。〇〇がしんどいと、みんなも心配になるからさ。」
優しく言葉をかけてくれて、〇〇の胸の奥がじんわり温かくなった。
リハーサルの間、ふっかはずっとさりげなくサポートしてくれる。
荷物を代わりに持ったり、〇〇が座れるようにさっと椅子を用意したり。
何気ない気遣いの一つひとつが、心に沁みた。
「ありがとう、ふっか。本当に助かった。」
「いいって。次は元気な〇〇見せてよ。俺、〇〇の笑顔好きだから。」
そんな言葉に、思わず頬が熱くなって、
〇〇は小さく笑った。
次回、第2話は宮舘涼太 × 〇〇。
テーマは「“姫扱い”の真意」。
少しロマンチックで、舘様らしい気づかいの回になります🌹
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どうですか?
次回は♥10です。
さようなら
コメント
1件
面白いし小説書くの上手い‼︎