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⚠️意味不明なところがあるかもしれません。申し訳ございません。
本当のこと、イナズマイレブンGOは見たことはありますが設定があやふやで、すみません。
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「……春奈?」
その声に、音無は振り向いた。
そこにいたのは、親友の光明院つづるだった。
光明院は薄紫色の長い髪を揺らし、昔より儚げな雰囲気を醸し出していた。
「……?隣の人は、鬼道さんと、」
振り向いた鬼道は昔一緒にサッカーをしていた少女がここまで美女になるのかと固まっている。
「……昨日ぶりだね、円堂さん。」
円堂は、「おう!」と嬉しそうに笑っている。
光明院も嬉しそうだ。
「……さっき、あそこにいる警備員さんにサッカー部強い?って聞いたら、何も言わなかったから、弱いのかなって思ったけど」
グラウンドでサッカーボールを追いかける少年たちを見て、光明院は微笑んだ。
「……そんなことないね。ここは、変わらないんだね。嬉しいよ。」
近くにいるマネージャーたちはドキドキと胸を高鳴らせている。要は円堂と鬼道との関係だろう。
そんな中、光明院に飛びついたのは音無だった。
「つづるぅ〜!!!!」
そんな春奈を抱きとめる光明院は、本当に本当に嬉しそうだ。
「どこにいたの!!!」
「………?割と近くにいたと思うけど。」
「帝国は遠いの!!!!」
そこで思い出したのは鬼道だった。
「そういえば、帝国のコーチ補佐になったと佐久間から聞いたな。」
光明院は、鬼道の方を見てふふ、と笑った。
そして、音無から離れ、鬼道に握手を求めた。
「……うん、よろしくね。先輩。」
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「えと、監督、コーチ、この人は、」
キャプテンである松風天馬の質問に光明院は
ふふ、とまた、笑う。
「……私は、光明院つづる。
元雷門のサッカー部のMFだよ。」
光明院は松風に近ずいたと思うと、松風の頭を優しく撫でた。その薄い紫色の瞳を細めて、松風を見つめて、話した。
「……君は、円堂さんにそっくり。サッカーが大好きで、大切で、昔の円堂さんを見てるみたい。」
そう言って光明院は松風の頭から手を離して、思い出したように松風に質問した。
「……秋先輩は、元気?」
「!?秋ねぇのこと知ってんですか!?」
「……サッカー部のマネージャーだったからね、
秋先輩。」
そして、光明院はその輪から少し離れた位置にいる剣城京介に視線を移した。
「……聖帝くんの方の子もいるんだね。」
そう口にした光明院に、音無、鬼道、円堂は息を飲んだ。
「ァ?」
剣城は、光明院に威嚇するように睨んだ。
それをそよ風のように流す彼女は、また笑った。
「……昔の鬼道さんみたい。そっくりな子が多いね。」
そう笑う彼女は、昔とは違い、表情に出していた。
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「光明院」
鬼道に呼ばれた彼女は、鬼道の方へ顔を向けた。
そしてコテン、と首を傾げた。
「……?」
「なぜ、雷門に来たんだ?」
鬼道が静かに言うものだから、何事かと思った光明院は、右耳に髪をかけながら言った。
「……フィフスセクターって言えば、満足?」
その言葉に、グラウンドで練習していたせんしゅたちとマネージャーたちが固まった。そして鬼道は、眉をしかめ、円堂は無表情に光明院を見つめた。
「どういうことなの?」
音無の質問に光明院は、選手の前に無造作に転がっているボールへ足を進めた。しゃがみこみ、そのボールを広い、ボールをゴール前に置いた。
そして、ヒールを履いたまま、ボールを足で止めていた。
「……言葉通りだよ。春奈。私はフィフスセクターの回し者。」
そう言って光明院は器用にボールをトラップし、リフティングを始めた。ヒールを履いていると思えないほどだった。
「……でも、飽きちゃった。」そう言った瞬間、GKである三国が触ることなく、ゴールに入った。
三国は、足の力が抜け、その場に座り込んだ。
三国は光明院のおっとりとした薄紫色の瞳が一瞬で、暗殺者のような鋭い瞳になり、自分に一切触れさせることなく、ゴールを許したのだ。
光明院の気迫が恐ろしかったのだ。