“注意事項”
・二次創作
・ロフマオメイン
・世界滅亡した後の想像のお話
・空想上の化け物出てきます
・死ネタ
・半分(?)獣化します
これらが大丈夫な方はどうぞ!!!
甲斐田視点
アヌラ…?…なんだ、?
邪神の一種なのか…?魔の名前でもないし….
「あぁ、ッ!この目で貴方様を見れるとは…ッ!!」
「きっとアヌラ様が私達を救ってくれるのだろう…」
僕はその異様な光景についに怖くなって逃げ出した。
後ろからはアヌラというものを崇拝するアニキ達の声が聞こえてくる。この状況は異常だと、僕の頭の中にデカデカと出ている。
「ッハァッ…ハァッ、」
地ならしがしばらくすると収まっていった。きっとあのアヌラという物の動きが収まってたいったのだろう。
僕は走り疲れ、そのまま座り込んだ。
「はぁ…はぁぁあ…」
大きくため息を吐いた。
「なんなんだよぉお”!!もぉお”ッ!!!」
今まで溜め込んできた分、そう叫び、頭を掻きむしった。
「起きたら荒廃していて不破さん達は動物みたくなって謎の黒い粘液に襲われ更には自衛隊の人らにも敵対視されるってどういうことなんだよぉ…」
「僕はまだ何もしてないって…」
丸く蹲り、そう言う。
どこからか狼の遠吠えが聞こえてくる。
「も〜…いいや、寝る!!この落ち葉のふかふかしたところでふて寝してやる!!!もういい!!!僕はここで白骨になります!!!」
半ばふて寝の感じで横たわり、疲れてもいたので案外とすぐに眠りに落ちれた。
_____________
不破視点
「…ッは、…」
なんだ、今の…頭があのでかいヤツでいっぱいになって、意識が奪われて…
「…え、あれ、…」
「甲斐田さん、は…?」
次々と意識が戻ってくる。
「…確かに…甲斐田おらんやんけ…!!」
「ッどうしよう、ッ、辺りも暗くなってきてますし山の中1人は不味いですよ!!」
俺は苦し紛れに遠吠えをした。甲斐田が見つかる保証は無いが、しないよりかは幾分マシだろう。
社長も鼻を効かせて甲斐田の痕跡を辿ったりもちさんは夜目を効かせたりと、甲斐田を見つけるのに尽力を尽くした。
「…こっちから匂いがしますよ!!行きましょう!」
俺らは社長の後を着いて行った。
「っはぁ、はっ、はぁ…」
「ッ!!甲斐田くんの叫び声が、ッ!!」
突然そうもちさんが言い真逆の方へ走っていく。甲斐田の叫び声なんて俺にはこれっぽっちも聞こえなかった。
「えっ、ちょ、剣持さん!?甲斐田さんの匂いの痕跡はこっちから…」
もしももちさんが甲斐田の声に聞き間違えたのならそれは嘘の声かもしれない。
「…社長、俺もちさん追っかけるんで甲斐田を見つけといてください!!後で合流しましょ!」
「分かりました!無事を祈ります!」
俺と社長は二手に別れた。
もしかしたらもちさんの幻聴かもしれないし、化け物が甲斐田の声の真似をしたのかもしれない。それか甲斐田の声に似てるなにか、なのかもしれない。
一応鼻は効くのでもちさんの後を足場が不安定な中必死に追いかけた。
「ッもちさん、」
飛び抜けて1つ大きな木のふもとまで着いた。もちさんはその木の前に立ち尽くしている。
「甲斐田くん、木の上にいるんでしょ?早く来てよ。2人共心配してるんだから。」
木の上には何も無い…____いや、何も無いように見える…
「っもちさん、」
「あ、不破くん、!甲斐田くんが木の上にいるんですよ。」
「もちさん、甲斐田はここにはいないっすよ。」
「いや確かに僕は聞いたんです…甲斐田くんの叫び声が…」
「それはもちさんの聞き間違えですよ、!!」
「この動物の耳を持ってして聞き間違えるなんてないですって!」
「俺は甲斐田の匂いはこっからしないっすよ!甲斐田の匂いがこっからするなら俺も信じるっすけど…しないんすよ!!」
「いやでも____」
ピチャ
「ッへ、…」
ぴちゃ、ぴちゃ、
「ッ、!!!もちさん!!」
「ッえ…___」
俺が手を伸ばした時にはもう遅かった。
「ッは、ぅえ、…ッなにこれ、ッ…ねぇ僕どうなってるの??不破くん…」
「ッあ…あ、ぁ、…」
黒い粘液を頭から被っている。息はできているようだがどんどんともちさんの身体を蝕んでいく。
何も考えずに俺はもちさんを押し倒し、頭を覆っている黒い粘液に触る。
「今助けますから、」
「え、なになに、?」
黒い粘液の中に手を突っ込み、引き剥がす様に引っこ抜こうとする。
液体だからか手の間をすり抜けていく。…すり抜けていくどころか俺の体にまで侵食し続けている。
「もちさんッ、もちさん!!安心してください!!俺が助けますから、ッ」
コメント
1件
うわっ、、最高です