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『鬼になった俺と鬼狩の君達』
のサンプルとなっております。
メイン:fw(rfmo)です。鬼を滅するやつとのクロスオーバーです。鬼を滅するやつはにわかです。
俺はまともに人生を謳歌し、寿命を迎えた。
可愛い先輩を置いて、俺も先に寿命を迎えた社長や異世界人を追っていった。
はずだった。
気づけば、俺は見知らぬところに赤ん坊として産まれていた。
ぎゃあぎゃあ泣く割に頭の中は冷静だった。
なんで、俺赤ちゃんになってるんや、、、?
しかも、目の前の人、美人ーーー
この人が俺のお母さんってことか、、?
これが、かの有名な転生ってやつか〜〜(受け入れ)
すると、俺のお母さんは苦しそうな悲しそうな顔をして「ごめんね」と言った。
「貴方が産まれきてくれたことには感謝してるの。でも、貴方は望まれない子なの、、、でも、私がちゃんと育てるから」
そう言って微笑んだ。
望まれない子、ねぇ、、、
まあ、大方俺のお母さんが売春婦でどこのやつかもわかんないやつとヤッてできた子なんやろうな。
でも、育ててくれるのはまだ優しい方か。
はあ、これからの人生どうすっかな〜
それから時が経つのは早く。
俺は15歳になった。
今の生活はお母さんが働いていた風俗、所謂、遊郭というところで、指名されていない嬢に可愛がられていた。
普通にお母さんは顔が良くて、稼いでいたからそこまで窮屈な思いはしていなかった。
それもあくまで、俺の場合は。だった。
俺が8歳になった頃、お母さんは遊郭の自分の控え室で遺書とともに首を吊り、自殺していた。
俺は、その現場を実際に見た訳では無いけど、お母さんが火葬されて土に埋まっていくのは覚えている。
その後は、少し甘やかされながら、遊郭の仕事のお手伝いをしていた。
そして、現在。
俺はお母さんに似て、今世も顔がよかった。
それも成長すればするほど、その美貌は磨かれていった。
それを見たオーナーは、俺の顔を隠すのは勿体ない!なんて言い出して、男として遊郭で働くことになった。
そんなことをしていいのか、なんて思ったけど、ここには法律のような紙っぺらがあるだけで、それは意味を成していない。
正直、接客の仕方、喜ばせ方は前世で沢山学んできた。
だからこそ、スタートダッシュから俺はそれは大層、売れた。
顔もいいし、反応もいい。
俺は、遊郭の町で一役有名になった。
なんど、欲に塗れたクソどもに抱かれたか。
正直、嫌だった。
でも、お世話になった人達が俺のお母さんみたいになって欲しくなかったから。
俺は無心で、荒々しい息遣いと扱いを無視した。
俺の身体はどんどん汚くなっていった。
風呂の度に体に出された乾いた欲情を掻き出して虚しさが募った。
でも、俺は辞めなかった。
どんなに汚くなっても、苦しくても。
それがこういう世界だから。
前世も今世みたいではないけど、同じではあった。
だから、ホストとしての根性とプライドはあった。
ただ、誤算が生じた。
俺は珍しく、いつも抱いてくるやつが抱かなかったから、少しだけ見送ることにした。
まあ、それが普通なんやけど。
少しだけ、会話をして
「じゃあ、また来てくださいね」
なんて言おうとして、手を振ろうとした瞬間、
腹に衝撃と痛みが走った。
「イ゛ッッ、、!!」
下を見れば、小型の包丁が腹に深々と刺さっていた。
「あ゛っ、なん、でっ」
何かしただろうか。
前世もこんな風に刺されたことはあったけど、別に遊郭に被りなんて存在しない。
だから、あのメンヘラ女達みたいな理由にはならないはず。
すると、その男は唾を撒き散らしながら、俺に向かって怒鳴り出した。
「お前のせいで!!!!!!!俺の人生はめちゃくちゃになったんだよッッ!!!!!お前さえいなければ、!!借金なんて背負わなかったんだ!!!!死んで償え!!!!!!」
なんともまあ、自己中心的で飛んだ八つ当たりだ。
お金を俺に貢いだのも、全部、自分のせいなのに。それを人に押し付けて、殺そうとする。前世にもいたなー、こんなやつ。
俺に高いシャンパンを貢いで借金まみれになった姫を何度見た事か。
ただただ、黙りこくってる俺を一瞥して、その男はどこかへ行った。
今、自分が倒れている場所は人通りが少ない路地裏。言ってしまえば、遊郭で売れなかった、もしくは遊郭で働いてる下っ端の人が住むスラム的な場所。
だから、人目に着くことはなくて。
どんどんと身体から力が抜けていく。意識が朦朧としてきた。
あぁ、今世、もうちょっと謳歌したかったな。
そうして、眠りにつこうとした時だった。
「そこで何をしている」
そうやって、声をかけてきたのは明らかに都会に住んでそうな服装の黒髪、赤目の男だった。
「何って、刺されて死ぬのを待ってるだけっすよ」
「そうか」
反応薄いなぁ、自分で聞いてきたくせに。
もう、こいつに構ってるのも疲れた。
だから、そいつを無視して寝ようと思って、もう一度目を瞑った時だった。
てな感じです!にわかofにわかで口調ガバガバですが、fwの鬼の宴から着想得てます。血鬼術とか呼吸考えなきゃなぁ、、
面白そうと思ったらコメントよろしくお願いたします!🙏
じゃ!!