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異界ノ窓際
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今日はホワイトデー✨️
私も男友達からお返しをもらう予定です!!✨️
今回はホワイトデーをテーマにしました!
START
※🍪🍫です
3月14日、放課後。
教室にはまだ数人残っていたけれど、だんだん静かになってきていた。
私は机の引き出しをそっと閉める。
鞄の中には、小さな白い袋。
na🍪 「……よし、!」
小さくつぶやく。
そのとき、後ろから声がした。
et🍫 「のあさん!」
振り向くと、えとさんがこちらに歩いてくる。
et🍫 「まだ帰らないの?」
na🍪 「今帰るところですよ!」
et🍫 「ふーん」
えとさんは私の机に寄りかかる。
et🍫 「今日なんか落ち着かないね」
na🍪 「そうですか?」
et🍫 「うん、なんかずっとそわそわしてる」
私は少し視線を逸らした。
na🍪 「…気のせいですよ、!」
et🍫 「絶対違う笑」
えとさんはにやっと笑う。
et🍫 「のあさんって分かりやすいし、笑」
na🍪 「そんなことないです!」
et🍫 「ある!」
na🍪 「ない!」
et🍫 「ある!!」
na🍪 「……」
et🍫 「ほら黙った笑」
えとさんは楽しそうに笑っている。
私は少しだけため息をついた。
na🍪 「えとさん」
et🍫 「ん?」
na🍪 「手を出してもらってもいいですか?」
et🍫 「え?」
えとさんはきょとんとした顔をする。
et🍫 「なんで?」
na🍪 「いいからー!」
et🍫 「なにそれ、、」
でもえとさんは素直に手を出した。
私は鞄の中から白い袋を取り出して、その手の上に置く。
na🍪 「…はい、!」
et🍫 「……え、?」
えとさんは袋を見る。
白いリボン。
そして私を見る。
et🍫 「のあさん、、?」
na🍪 「はい?」
et🍫 「これなに、、?」
私は少しだけ笑う。
na🍪 「ホワイトデーです(ニコ」
et🍫 「いやいや、」
えとさんは首を振る。
et🍫 「それ私も渡すやつじゃない、?」
na🍪 「そうですねぇ、」
et🍫 「のあさん、私チョコあげてないよ、?」
na🍪 「ですねぇ」
et🍫 「じゃあこれ、、」
na🍪 「先払いです!」
えとさんは一瞬止まった。
et🍫 「……先払い、?」
na🍪 「来年のバレンタインの分です!」
数秒の沈黙。
そして。
et🍫 「のあさん」
na🍪 「はい?」
et🍫 「私の作戦取った?」
私は少し首を傾げる。
na🍪 「作戦?」
et🍫 「それ去年私がやったやつ笑」
私は笑う。
na🍪 「そうでしたっけ?笑」
et🍫 「絶対覚えてるでしょ笑」
na🍪 「さぁ?笑」
えとさんは袋を見つめる。
et🍫 「開けていい?」
na🍪 「どうぞ(ニコ」
中には、小さな箱。
えとさんが開けると、丸いクッキーが並んでいた。
et🍫 「……手作り?」
na🍪 「…はい、!」
えとさんは一枚取って、かじる。
サクッ。
そして目を少し丸くした。
et🍫 「え、、」
na🍪 「どうしました?」
et🍫 「おいし、、」
私は少し嬉しくなる。
na🍪 「よかったですッ!(ニコッ」
えとさんはもう一枚取ろうとする。
その瞬間、私はその手を軽く止めた。
na🍪 「えとさん」
et🍫 「ん?」
na🍪 「それ私の分です」
et🍫 「え?」
na🍪 「一緒に食べる用です!」
えとさんは少し笑う。
et🍫 「のあさん」
na🍪 「はい」
et🍫 「距離近いね笑」
na🍪 「仲良しなので笑」
私はクッキーを半分に割る。
na🍪 「どうぞ(ニコ」
えとさんは少しだけ照れた顔で受け取った。
et🍫 「……ありがと、//」
少し静かな時間。
えとさんがぽつりと言う。
et🍫 「のあさん」
na🍪 「はい?」
et🍫 「来年のバレンタイン、逃げてもいい?」
私は少しだけえとさんに近づいた。
na🍪 「だめです」
et🍫 「即答笑」
na🍪 「予約しましたから!」
えとさんは笑う。
et🍫 「のあさんってたまに強いよね笑」
na🍪 「えとさんが逃げそうだから」
えとさんは肩をすくめる。
私は言う。
na🍪 「来年、一緒に作りましょう?」
et🍫 「え?」
na🍪 「チョコ、」
えとさんは少し驚いて、それから笑った。
et🍫 「いいよ、笑」
そして言う。
et🍫 「その代わり」
na🍪 「はい?」
et🍫 「またクッキー作ってね!」
私は頷く。
na🍪 「もちろんです(ニコ」
春の風が、静かな教室を通り抜けた。
et🍫 「ねぇのあさん」
na🍪 「はい」
et🍫 「これ、結構嬉しい、笑」
私は少し笑う。
na🍪 「そうですか、笑」
et🍫 「うん」
えとさんは袋を大事そうに持った。
et🍫 「逃げられないホワイトデーだね」
私は小さく言う。
na🍪 「はい、来年もです」