桜)……これが私の過去だよ、どう?満足?
私を押し倒している中也は顔を真っ青にしている
桜)よいしょッ!
中也の腕を引っ張って立場が変わる
桜)中也、私の過去を知りたいって言ったのはアンタよ?
中也)…おう
声に返事がなくまるで子犬のように少ししょげた顔をした
桜)ちょ、しょげないで!?
中也の頭を優しく撫でる
桜)からかい過ぎたから!とりあえずしょげるのやめよ!?
自分の胸に顔を押し付け「泣くな泣くな〜」と言って優しく頭を撫でる
桜)オーオー泣くな〜
中也)誰がガキだ!
桜)あら、そこまで元気なら慰めは必要ないわね
布団の中に潜ってスヤスヤと寝始める
中也)……本当は泣いてる癖によく言うよな、口だけは達者なもんだ
俺はそっと「狸寝入り」した彼女の頭を撫でる
中也)チュッおやすみ、桜さん
そっと「泣き虫」で「本当は」弱くて、「寂しがり屋」の「強がり」の彼女の唇にそっとキスをする
中也)ハァー(どうしてこんなやつに惚れたんだか…)
そう思うと彼女が一言「好きだから…でしょ」と、体を起こして俺に抱き着いてそのままの勢いで押し倒してきた
中也)ちょ、うわぁ!?
桜)このまま寝かせろ、落ち着く
と、元気の無い声でおれの耳元で囁いた
中也)…うっす笑
そっと俺の首に腕を回して俺の上でスゥ…スゥ…と、寝始めた
中也)はぁ…(流石に寒いよな…コート…)
と、思い周りを見回していたらバサッと、上からコードが降ってきた
中也)!?
上を見上げると立原がいつの間にかいた
中也)立原…
道造)真夜中にイチャイチャすんのやめてくださいよ、それよりコートで良かったです?布団ぐらい持って来れますよ?
中也)いや、布団がいるぐらいなら俺が抱きしめてあっためるからいい!(???)
道造)あ、そうっすか?なら俺も隣で寝マース!
中也)はぁ!?ちょ、来んな!起きるだろ!
立原が俺の隣に来てそのまま眠りにつきやがった……
中也)はぁ…(いいか、俺も寝よ)
朝
桜)ん…んん……
欠伸をしてググ〜っと体を伸ばす
桜)んー…(なんか…いつもと違う…)
ポや〜…っと考えていると
中也)よっ、おはよ
と、私の下から声が聞こえた
桜)んー…ちゅうやぁ…?
中也)桜さんが俺の上でずっと寝てたんですよ
桜)そっかァ……
そっと体を起こして「ごめんね?」と言って頭を撫でる
中也)別にいいっすよ、寝れてるならいいですよ
桜)ありがと、でも痛かったでしょ
中也)いえいえ
桜)ほら、ご飯作れるまで寝たら?
中也)あ〜……そうしますわ笑
桜)おやすみ
中也)はい……
中也はそっと目を瞑って眠り始めた
桜)よし、ご飯早く作ろ
ベットから降りていそいそとご飯を作りに行く
コメント
1件
1000まで…出来た…꜀( ꜆×ࡇ×)꜆