テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
初めての投稿なので下手かもしれません。
最初はめいみめで学園です!!
どうぞ‼︎
生徒会室の奥、鍵をかけた扉の前で。
会長である彼は、背の高いヤンキー先輩を壁際に追い詰めていた。
「….幹太先輩、またアイツと喋ってましたよね。」
低い声が、抑えた岢立ちを滲ませる。
「は?ただの世間話やろ。お前細かすぎんね
ん」
関西弁混じりに吐き捨てる幹太先輩。だが視線を逸らすその仕草は、どこか気まずさを隠しているように見える。
「細かい?俺がどれだけ幹太先輩に夢中かわかって言ってます?」
会長は一歩踏み込み、肩を掴む。
指先に込められる力は強すぎて、振り払うこともできない。
「…..だ、なに必死になっとんねん。俺はお前のやろ」
幹太先輩は口調が軽いようでどこか苦い。
けれどその言葉を聞いた瞬間会長の瞳にかすかな火が灯った。
「じゃあ、証明してくださいよ。おれだけのものだって」
囁きは熱を帯び、息が首筋にかかる。
その距離に、先輩の心臓が跳ねる。
「ここ、生徒会室やぞ….誰か来たら……..」
抵抗の言葉を吐きながらも、すでに身体は強張り、逃げ道を塞がれている。
「いいじゃないですか。誰にも見せない俺だけの幹太先輩なんだから」
強引に絡め取られた手。
唇が触れそうで触れられない距離。
−−−次の瞬間、幹太先輩の視界は彼の影に覆われ、言葉を奪われる。
熱い吐息執着の気配に、抗う気力さえも少しずつ溶かされていった。
どうでしたか?いいね、こめんとぐだちぇ
ばいちょ