※この物語はフィクションであり、
実在の人物及び団体とは関係が御座いません。
「……この街の何処かに、遊ンデハイケナイを生み出したメーカーがあるはず」
(とにかく、神凪(かんなぎ)さんと合流して、ゲームの配信元を突き止めよう……)
多様な電子機器や部品を取り扱う店舗等が建ち並ぶ、
世界有数の電気街。
メイドカフェやアニメショップの街としても有名な秋葉原に辿り着いた僕は、
携帯片手に中央通りをグルリと見渡した。
(神凪さんは、秋葉原で待ってるって言ったけど、どの辺りにいるんだ?)
いつセクメトと遭遇してもいいように、
サイボーグアバアーイクシードを傍に従えたまま、
遊ンデハイケナイのインスタントメッセージ機能を呼び出す。
(武藤です。秋葉原につきました。神凪さん、どこですか?)
僕は頭の中で文章を読み上げながら、
指先で文字を打ち込み送信した。*************************
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