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『町を歩くマイコとタグマ…』
タグマ「おい。そんなに、くっつくなよ
(困)。」・マイコに腕をつかまれている
マイコ「私は、気体率の高い体なので、
風が吹くと飛ばされてしまうんです。」
語り手「この都市は、海が近いため、
時折、風が吹くのだ。」
タグマ「じゃあ、今まで、どうやって、
町を歩いていたんだ?」・マイコに
訊いた
マイコ「片方が5キログラムの靴を
はいていたんです。今日は、タグマが
居たから軽いのに…(恐)。」
タグマ「5キロって、オレの
ダンベルよりも重いじゃないか(驚)!
そんなの、よくはいてたなぁ。」
マイコ「だってぇ(泣)。」
『服屋で…』
マイコ「ふう。ここなら安心です…。
」・タグマから離れた
タグマ「いつも同じ服だから、
買い物に 連れだしてみたが。これは、
思いも よらなかったぞ…(考)。」
マイコ「あっ!この服スゴいです(驚)
!」・青色のドレスを見て言った
タグマ「それにしても、あの服。いつも
キレイだけど、何着くらい持ってるんだ
?」・マイコのドレス(白)を見ている
マイコ「タグマ!これ、ハガネの
ヨロイと同じ防御力ですよ(笑顔)!
」・その方を見ながら、自身の
持つ、青色のドレスを指した
タグマ「ハガネ?」・首をかしげた
マイコ「この服の情報は、どこで
手に入るんですか?私のネックレスに
入力したいです(喜)。」・青色の
ドレスを見て言った
タグマ「入力?」
マイコ「あぁ。タグマには言って
なかったですね。このネックレスは、
原子を構築して、服を創るんです。」・
自身のネックレスを触りながら、
その方を見た
タグマ「はぁ…。」
マイコ「ほら。よく、あるじゃ
ないですか。特撮もので、ベルトを
使って変身とか。あれと、同じです
(笑顔)。」
タグマ「どうりで、キレイなはずだ…。
」・マイコのドレスのことを言った
マイコ「私は、この服とパジャマしか
持ってないですから、新しいのが
欲しかったんです。」・青色のドレスを
戻した
タグマ「そのネックレスが壊れたら、
裸に、ならないか?」・マイコに訊いた
マイコ「なりますよ。この前なんか、
森を歩いていたら服が消えちゃって。
すぐ予備に変えたから良かったものの、
あのままだったら、下着姿で森を
歩くハメになっていました。」・黄色の
ドレスを手にとった
タグマ「この都市で、一瞬でも下着姿に
なったら、えらいことになるな…。」
マイコ「あっ!?この服。ときどき、
光線を反射します(喜)!こっちは、
身かわし率が高いです!」・黄色の
ドレスを見たあと、緑色のドレスを
手にとった
タグマ「ここは、ふつうの服屋だぞ。
そんな性質のモノは、ないと思うが…。
」・腕を組んで、首をかしげた
『買い物を終えて…』
マイコ「ふう。たくさん買いました…。
」・複数の紙袋を玄関に置いた
マイコ「風に強い服があって
よかったです。明日から飛ばされずに
済みます…。」・廊下に腰をおろした
「バン!」
タグマ「持ってきたぜ!」・扉を
勢いよく開けた
マイコ「あっ。タグマ。」・ぼ〜っと
しながら、その方を見た
タグマ「あっ。タグマ、じゃないだろ。
田舎から送られてきたマクラをひとつ、
あげるって、さっき言ったじゃんか
(呆)。」・マクラをマイコに渡した
マイコ「そうでしたね。おいしそうな
マシュマロです…。」・ほっぺで、
マクラをスリスリした
タグマ「おいおい。それは、
マシュマロの形をしたマクラだからな。
食べると腹をこわすぞ。」
マイコ「わかってます…。」・マクラを
抱いたまま寝入った
タグマ「ったく。こんなところで寝たら
、カゼをひくって。」・マイコの体を
ヒョイッと持ち上げた
『部活動をするタグマたち…』
マイコ「本当に魔物を捕まえるハメに
なりました…。」・鳥カゴを持って、
町を歩いている
語り手「マイコは、自身の持ち服に、
風の属性を付加させた。」
タグマ「マイコ。そんなんじゃ、魔物は
入らないぞ。」・さすまたを持って、
うしろの方を見た
マイコ「あまり大きいのは、強いじゃ
ないですか。だから、小さいのなら
捕まえられると思いまして。」・カゴを
少し上げて、タグマに言った
タグマ「心配するな。オレは、自分より
でかい魔物を倒したことがあるんだ。
捕まえることくらい、わけないって。
」・前を向いた
マイコ「そうですか。でも、
この都市には、治安部隊が居ますよね?
先に退治されちゃうんじゃ…。」
タグマ「・・・・・。」
マイコ「それに、魔物はエネルギーが
高いところに現れる、と言うし。
そういう場所は、その人たちが眼を
光らせていると思いますよ。」
タグマ「だ〜〜っ!!そこまで
考えてなかった!!」・立ち止まって、
自身の頭をかきむしった
『しばらくして…』
タグマ「おい。本当に、これで、
いいのか?」
マイコ「大丈夫です。」
タグマ「オレには、ネズミ捕りにしか
見えないが…。」
マイコ「森の奥では、こういうのでも
イケました。」
語り手「マイコたちは、カゴの中の
チーズを見ている。」
タグマ「確かに、森の奥ならな。でも、
ここは、お前の部屋だぞ。」・布団を
かぶりながら、隣のマイコに言った
マイコ「はい。」・同じく布団を
かぶっている
タグマ「魔物が、かかるとは、
思えんがなぁ。」・疑心暗鬼
マイコ「シッ!静かに。」・タグマを
見ながら、自身のハナに、ひとさし指を
つけた
語り手「ワナ用のカゴに、
眼の赤いネズミが近づいている。」
「ガシャン!」
語り手「カゴは閉じた。」
ネズミ「ギィ、ギィ!」・中から
カゴを引っかいてる
タグマ「これ。魔物か?」・カゴを
持ち上げて、中のネズミを見た
マイコ「おじいちゃんが言うには、
邪気に、とりつかれた動物だそうです。
」・布団を外して立ち上がった
タグマ「じゃあ、魔物じゃないんだな?
」・マイコを見た
マイコ「そうとも言いきれません。森の
奥では、エネルギーが低いため、動物に
とりつく邪気が多いんです。」・カゴの
中のネズミを見ながら言った
タグマ「それ(邪気)と魔物は、
どう関係しているんだ?」
マイコ「邪気は、魔物の基じゃ
ないでしょうか。エネルギーを使って、
体を成しているんだと思います。」・
そういって、タグマの方を向いた
タグマ「ってことは、エネルギーが
高いと魔物になり、低いと動物に
とりつくのか…。」・カゴを床に置いた
マイコ「はい。」・タグマを見ながら、
うなずいた
タグマ「いや、すげぇよ。オレには
思いつかなかったぜ。」・マイコを
ほめた
マイコ「タグマだって、私の話を
まとめてくれたじゃないですか。それも
、すごいことですよ(笑顔)。」
タグマ「え〜、そうかぁ(照)。」
『科学技術の祭典で…』
タグマ「この祭りは、上級生たちの
知識を競わせるためにあるんだ。
国主体で、やるから、盛大だぜ。」・
隣のマイコを見た
マイコ「それで、入学式が
長かったんですか。」・タグマに言った
タグマ「あぁ。昨年なんて、3千個の
ドミノを並べた団体が優勝したし。確か
次点は、けん玉を5人で成功したとか。
」・マイコに答えた
マイコ「ショボイです。科学の祭典で
何をやっているんですか。もっと頭を
使ってください(嘆)。」