『皆さん、本日は第三審査、最終審査となっています。最終審査はEBiDANのみんなの前で実際に、歌・ダンスを披露してもらいます。』
 
 『今回で最後です。皆さんの実力を十分に発揮出来ることを願ってます。頑張ってください。』
 
 
 
 
 気づけばもう3日目、最終審査の日になった
 正直ちゃんと踊れているか自分では分からない
 
 第二審査の時はなぜか永遠が会場にいたから
 いつもよりは踊れていたと思う
 しかし、今回は1人で戦わなければならない
 
 
 
 
 
 『では皆さん、十分後に始まるので準備してお待ちください』
 
 『今回審査していただくのはM!LK、そして各グループから2人ずつ…』
 
 超特急:ユーキ、タカシ
 SakuraSimeji:田中雅功、髙田彪我
 ONE N’ ONLY:山下永玖、高尾颯斗
 原因は自分にある。:長野凌大、武藤潤
 BUDDiiS:小川史記、ケビン
 そして
 SUPER★DRAGON:志村玲於、古川毅
 
 さん達です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 古川毅…
 
 
 審査員は今の今まで知らされていなかった
 けど、不思議と驚きはしなかった
 
 …
 
 『もしもし永遠?』
 
 『ん?どした?』
 
 『審査員にさー』
 
 『ん』
 
 『毅いた』
 
 『笑笑緊張してる?』
 
 『してる…』
 
 『笑大丈夫だって!いつも通り、仁人らしく踊れば大丈夫だから』
 
 『でも…』
 
 『それに、ここまできたんだろ?せっかく毅が見てんだから、今のお前の実力みせてやれ』
 
 『うん…』
 
 
 『大丈夫、ここまでのお前の努力は絶対に報われるから』
 
 
 
 
 
 
 
 『…永遠』
 
 『ん?』
 
 『ありがと。頑張るわ』
 
 『おう』
 
 
 …
 
 
 番号と共に名前が呼ばれ、別の小さな会場となる部屋へ入る
 
 
 
 応募者一人対EBiDAN16人の空間
 
 
 
 『では、1番の◯◯さん、お入りください』
 
 
 『では、続いて2番の…』
 
 
 
 
 次々と名前が呼ばれ、審査員に自分をアピールする
 
 
 自分の番が近づくにつれ緊張して震える声と体
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ありがとうございました!
 
 
 
 『では続いて、6番の吉田仁人さん、お願いします』
 
 
 
 
 は、はい…
 
 
 
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毅の反応気になる🫣