テラーノベル
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ベッドに移動し、mfくんの上に乗り上げてキスを続行する。mfくんの手が俺の腰辺りを撫であげてきてゾワゾワした感覚に行為への期待が嫌でも高まる、だって仕方ない久しぶりだし!唇を離すとmfくんは眉を下げて笑った。
「これどう脱がせばいいの?分からないー」
「教えてあげる!沢山この衣装でやって覚えてね?」
「沢山て」
「だって俺もっとmfくんとやりたいって、ずっと…」
我ながら凄い事を言ってると気付いて顔が熱くなってきた。そんな俺を見上げてmfくんは目を丸くした。何だその顔。
「何だよ…知ってただろっ!俺頑張ってお誘いしてたのに」
「いやぁ、想定以上にdnを待たせてたんだなって」
ずっと思ってた不満をぶち撒けながら、mfくんの手を取って衣装の帯の結び目に誘導すると彼は器用に解いて着物を滑り落とした。再び軽いキスを繰り返しているとインナーを胸までたくし上げられて、剥き出しになった乳首を爪で優しく引っかかれた。物足りない刺激に思わず甘えるような声が出てしまう。
「ねぇ、もっとして…」
「可愛いね、dn」
拙いおねだりに応えるようにmfくんの頭が下がっていって胸に吸い付いてくる。ヌルっとした感触に肌が粟立って必死に声を漏らさないように俺は口を自分の手で塞いだ。そんな俺をチラッと上目遣いで見てmfくんは柔らかく歯を立てた。
「あ、!」
声を漏らしてしまって思わず隣の部屋の気配を探る俺にmfくんは、ttいないよ大丈夫と囁いて甘噛みを再開しだした。その言葉にホッとして彼の頭を掻き抱いて与えられる感触に集中することにした。部屋は俺の情けない声と水を含んだような音だけ充満している。
「あ、あっ、あ、」
「ここ好き?」
「うんっ、好き…っ」
子供みたいな返事しかできない俺にmfくんはひとつキスして、俺のお腹、腰を撫でてからボトムに手を引っ掛けた。これ、とmfくんが言う。
「っ、なに、」
「これさ、ボトムの太腿の紐?エロいよね」
「え、」
びっくりして動きを止めた俺を無視してmfくんはまー解きますけどー、と上機嫌で俺の衣装を脱がし始める。お付き合いしてはや半年、何がmfくんのツボになるのか未だに分かんない。とりあえず俺もmfくんの服を脱がすことにして服を次々と剥がしていく。ボトムのベルトを抜き取りそっとmfくんの下着の中に手を入れると性器は既に存在を主張していて思わず喉が鳴った。ゆるゆると扱きながらこれ欲しいなぁと囁くとmfくんが息を呑む気配がした。
「…dnさん俺に膝立ちで跨がれる?」
「はぁい」
mfくんの肩に手を置いて膝立ちになると、彼は慣れた手つきでサイドテーブルからゴムとローションを取り出した。ローションを手に取って温めてくれるのをソワソワ見ていると、その視線に気づいたmfくんが「dnエロい顔してる」と揶揄ってくるからキスで言葉を塞いでやった。夢中で舌を絡ませていると探るような動きをする指が俺の下肢を這いだしたのに気付いて、そっと手を重ねて誘導すると指は入口あたりをふにふにと軽く確認してからゆっくりと侵入してくる。
「んっ、は…っ」
異物感に息が詰まって深呼吸するとmfくんが心配そうに見つめてきて、そんな顔にも俺はキュンとしてmfくんの指を締め付けてしまう。
「…痛い?」
「ううん、大丈夫…」
焦ったい程に時間をかけて指の数を増やして丁寧に解してくれるのは嬉しいし愛されてるって分かるけど、ずっとイイところをただ掠めていくだけなのがめちゃくちゃきつい。俺はとうとう痺れを切らしてmfくんに泣きついた。
「も、指はいいからっ」
「だーめ、もうちょっと待ってー」
「やだ、やだ、もう欲しいんだって、mfくんの意地悪、」
「………あーもう!」
mfくんが声を上げ、俺の中から指を引き抜いた。そして俺の腰を掴んでゆっくり降ろさせると、さっきとは比べものにならない質量のものが少しずつ侵入してきた。ずっと待ってたものを逃さないように俺は一気に腰を降ろす。
「ーーーああっ!」
「っやば、待って待って待ってdnさんゴム忘れてた、っあ、ぅあ!」
「だめ、待てない、俺ずっと待ってた…っ!っあっ、あ、」
夢中で腰を振るとmfくんが眉を顰めながら舌打ちして「もう知らねえからな」と言って腰を強く打ちつけてきた。容赦無くガツガツと俺の好きなところだけを打つ動きに目の前が警告の様にチカチカと光りだす。やばい、と思うけど念願のmfくんとの行為を止められない。
「イっ、mfくん、っあ、あーーー」
「えっ、dn!?おい!」
目を覚ますと真っ青な顔をしたmfくんが目に飛び込んできた。小さな声でdn、と名前を呼ばれる。
「……もしかして俺トんじゃった?」
「…いきなり倒れてくるから心臓止まるかと思った、ごめんやり過ぎた反省してます」
mfくんは珍しくしょんぼりした顔でペットボトルの水を渡してくれる。どう声をかけてもmfくんは自責の念に駆られるんだろうけど、どうしても言っておきたくて口を開く。
「俺がお願いしたからでしょ、…きっ、気持ち良かったしそんな顔して欲しくないなぁ」
そう言うとmfくんは困ったように笑って次からは気を付ける、と言った。次、にめちゃくちゃ安堵して俺はmfくんに擦り寄る。良かった、これで今後エッチ無しでって言われたら舌噛んで死んじゃうところだった。無言で顔を寄せ合って軽いキスを何度もしていると、きゅるる…と控えめにmfくんのお腹が鳴って笑ってしまう。お腹の音まで可愛いなんて狡いよなぁ。mfくんは恥ずかしそうにあー、と言いながら頭を掻いて言った。
「何か食べに行きますか?」
「いいね、俺ラーメン食べたいなぁ」
ラーメンか、ガッツリいくねーと笑いながらmfくんは俺の手を引いた。
コメント
4件
供給ありがとうございます🙇♀️ 生きていける🥰
あ、~…☆ほんっと最高です…☆ dnがかわぇぇぇぇぇ…mfくんスパダリすぎてめちゃ解釈一致です👍